高山植物の魅力(31)/ミヤマダイコンソウ(深山大根草)

ビーグル号の航海日誌 2011年09月05日 00:09

090922ミヤマダイコンソウ (3).JPG9月の標高の高い深山も秋の深まりを感じさせてくれて楽しい山行となりそうですね。
上高地から涸沢ヒュッテまでの道中は好きなコースです。横尾谷を屏風岩を巻きながらずんずん進み本谷橋を渡ります。やがて梓川源流を離れて標高をぐんぐん稼ぐことになります。
途中、ミヤマダイコンソウの黄色い花を見ることができます。[2009年9月21日撮影:横尾谷@山崎]

ミヤマダイコンソウ(深山大根草、学名:Geum calthaefolium Smith var. nipponicum (F. Bolle) Ohwi)はバラ科ダイコンソウ属の多年草。分布は千島、北海道から本州中部地方以北にかけてと奈良県の大峰山、四国の石鎚山で、高山帯から亜高山帯の岩隙や砂礫地に自生。
090922ミヤマダイコンソウ.JPG草丈は10pから30cmほど、根生葉は単葉で丸く鋸歯を持つように見えるが、実は羽状複葉、頂小葉が大きく葉身約10pもあるのに対して、2枚の小さな側小葉は小さく目立たないのである。何れも鋸歯があり、表面は光沢。茎葉は茎の途中に柄のない鋸歯のある3裂した総包葉として直接取り巻く。
花期は7月から9月頃、総包葉から伸びた花茎が分枝し複数の黄色い花をつける。花径約2cm、チングルマと同じように花弁5枚、花の中心にたくさんの雄蕊と雌蕊がある。果実は多くの痩果の集合果。

チングルマと同じように受粉後に花柱が伸びて髭のようになるのでしょうか。どうもそうではないらしいです。柱頭は一定伸びますが、子房が成熟すると、節がありそこから先が脱落して落ちるそうです。なんとも。

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◎北海道日高山脈主峰の幌尻岳北カールに広がるお花畑で見たミヤマダイコンソウ[2011年8月12日撮影:幌尻岳@澤尚幸]110812ミヤマダイコンソウ@エコカフェ.JPG110812ミヤマダイコンソウ@エコカフェ(幌尻岳).JPG

 2012.7.15追記






◎南アルプスの小仙丈ヶ岳(標高2855m)山頂付近で見たミヤマダイコンソウの花[2012年8月4日撮影:小仙丈ヶ岳@中村敏之]120804ミヤマダイコンソウ@エコカフェ(小仙丈ヶ岳).JPG120804ミヤマダイコンソウ@エコカフェ.JPG

 ハイマツとハクサンシャクナゲも写っていますね。

 2012.9.9追記



◎南アルプス仙丈ヶ岳(3033m)からの下山途中でみたミヤマダイコンソウ[2012年8月4日撮影:仙丈ヶ岳@中村敏之]120804ヨツバシオガマとミヤマダイコンソウ@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG120804ミヤマダイコンソウ@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG

 ヨツバシオガマも一緒に咲いています。

 2013.7.2追記


◎霊峰白山(標高2702m)の登山道脇の岩場で見た黄色い花をつけたミヤマダイコンソウ[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]
130817登山道@エコカフェ.JPG130817ミヤマダイコンソウ@エコカフェ.JPG

 2014.1.26追記
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