高山植物の魅力(30)/ヤチトリカブト(谷地鳥兜)

ビーグル号の航海日誌 2011年09月04日 19:51

090922ヤチトリカブト@エコカフェ.JPG秋晴れが恋しいです。夏が終わり初秋の高山でもいろいろな植物を観察することができますよ。上高地からコ沢までの梓川沿いのコースは好きですね。写真はヤチトリカブトです。[2009年9月22日撮影:上高地@山崎]

ヤチトリカブト(谷地鳥兜、学名:Aconitum senanense Nakai var. paludicola (Nakai) Tamura)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草。 ホソバトリカブト(細葉鳥兜、学名::Aconitum senanense Nakai)の変種で日本固有種。分布は本州中部地方で高山帯の草原や亜高山の林縁や川岸の湿った場所に自生。
草丈は70cmから150cmほど、葉は掌状に5深裂し、各裂片はさらに半ばまで裂する。葉の基部から毛の密生する花茎を伸ばし、高山では散房状、低い所では円錐状の花序をつけるという。写真は円錐状の花序の一部である。
花期は8月から9月頃、花序に5個から10個程度の青紫色の花を咲かせる。花は縦長約3p、花弁に見えるのは萼片です。

青紫色の兜状の綺麗な花ですが、全草に猛毒成分のジテンペル系アルカロイド(アコニチン(aconitine)など)を含み、ドクウツギドクゼリとともに日本三大猛毒植物のひとつ、春先の芽葺の頃はセリやヨモギなどの山菜と葉が似ているので注意が必要だそうですよ。芦生の森でもトリカブトはシカも見向きもしないことから群落をつくっていました。

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