高山植物の魅力(28)/ミネカエデ(峰楓)

ビーグル号の航海日誌 2011年08月07日 14:49

080711ミネカエデ雄株@立山雷鳥エコツアー 133.jpg立山新室堂乗越直下(標高2380m)付近には先に紹介したミヤマハンノキベニバナイチゴ、背丈のあるハイマツなどのブッシュが現れる。その中にミネカエデも混じっています。[2008年7月12日撮影、立山新室堂乗越@阿部]

ミネカエデ(峰楓、学名:Acer tschonoskii Maximowicz)はカエデ科カエデ属の落葉小低木。分布は本州中部地方以北から北海道、南千島に及び、亜高山帯の林内などに自生。氷河期の生き残りでしょうか、三重県にも隔離分布する。新室堂乗越は亜高山帯上部、高山帯直下といったところだろう。高山植物に分類するには少し無理がありですね。
樹高は1mから3mほど、葉は十字対生し、掌状5裂で裂片の縁は重鋸歯となる。葉身は7pから10p、葉柄は2、3pほどで赤みを帯びる。ミネカエデには雄株と両性株がある。
花期は6月から7月頃、雌雄同株、枝先に総状花序をつけ、5個から8個ほどの直径8mm程度の黄緑色の花をつける。花は雄花は雄しべしかないため結実しない。両性花はもちろん結実し、2個の分果からなる翼果となり、風散布する。

秋になると葉が黄葉するそうです。近縁種で日本固有種のコミネカエデは真っ赤に紅葉するそうですよ。カエデの仲間は秋になると黄葉や紅葉をして山歩きが一層楽しくなります。不思議ですね。

関連記事(高山植物の魅力(27)/ミヤマハンノキ)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎北アルプス小日向山(標高1907m)へ向かう登山道脇の林縁で見られるミネカエデ[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]130706ミネカエデ@エコカフェ.JPG130706ミネカエデ花@エコカフェ.JPG

 2013.9.27追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/47222360
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ