初めてのカエンタケ(火炎茸)

ビーグル号の航海日誌 2011年08月06日 16:17

110723カエンタケ@エコカフェ.JPG先月開催の「芦生公開講座」では天然的森林の植生や新陳代謝の様を十二分に観察することができた。カシノナガククイムシによるミズナラコナラなどの「ナラ枯れ」が進行しており、対策や学術研究も取り組まれていた。カシノナガキクイムシはユニークな生活をする昆虫であるが、そのことは別の機会に触れよう。ここでは大きなミズナラの倒木の苔のマットから顔をだしたキノコを紹介しよう。
初め遠目に何だろうと思ったが、近づくとすぐにカエンタケだと確信した。近年、ニュースで中毒事故が報じられているからである。[2011年7月23日撮影:芦生研究林杉尾峠付近@山崎]

カエンタケ(火炎茸・火焔茸、Podostroma cornu-damae(Pat.) Boedijin)は子嚢菌でニクザキン科ポドストロマ属の腐生性キノコ。分布は日本、中国、ジャワに及び、広葉樹林の地上や倒木に自生。発生時期は夏から秋頃。高さ3から10cmほど、円柱形か扁平形でしばしば分岐。表面は赤橙色で光沢があり、内部は白色で固いという。名前の由来もその容姿からきている。
毒性が強く致死量は3gという。その毒成分はマイコトキシン(mycotoxin)として知られるトリコテセン類6種が含まれていることが確認されている。

この毒は皮膚刺激性が強いため、潰したり突いたりして汁がついた手で目をこすったり、口を拭いたりすることは危険です。くれぐれも気をつけましょう!

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