高山植物の魅力(13)/ツマトリソウ(褄取草)

ビーグル号の航海日誌 2011年07月05日 08:53

080711ツマトリソウ@立山雷鳥エコツアー 048.jpg室堂平ミクリガ池の周辺にはハイマツのブッシュが広がっています。その林縁には多様な高山植物が咲いています。写真はツマトリソウです。[2008年7月11日撮影:ミクリガ池周辺@阿部]

ツマトリソウ(褄取草、学名:Trientalis europaea L.)はサクラソウ目サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草。広域種。分布は日本では北海道、本州、四国に及び、亜高山帯の草地、半陰地、林縁に自生。草丈は10cmから15cmほど、葉は茎に互生、茎上部のものは輪生。
花期は6月から7月頃で、葉腋から花茎をスーッと伸ばし、先端に花をつけます。花冠は花弁状に7深裂、雄蕊7本、雌蕊1本。花弁先端部によく淡い紅色の縁取りができ、これが鎧の威色目の一つである褄取りに似ていることから名付けられたという。

ツマトリソウはアラスカ、北アメリカ、ヨーロッパ、シベリア、朝鮮半島などの寒帯にも広く分布するというから、氷河期を耐え環境変化に適用し、競争に勝ち抜き、今日的に進化過程において安定的なポジションにいると考えてよいのではないだろうか。


関連記事(高山植物の魅力(12)/ゴゼンタチバナ)⇒
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◎鳳凰三山の登山途中で見たツマトリソウの花[2011年7月10日撮影:鳳凰三山@阿部]110710ツマトリソウ@エコカフェ.jpg110709ツマトリソウ@エコカフェ(鳳凰三山).jpg

 2012.4.26追記






◎北アルプス小日向山(標高1907m)へ向かう登山道脇で見たツマトリソウ[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]130706ツマトリソウ@エコカフェ.JPG130706ツマトリソウ花@エコカフェ.JPG

 ゴゼンタチバナと同様に自生息も狭いようでわずか数株を確認したに過ぎませんでした。

 2013.7.11追記
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