イイギリ物語

ビーグル号の航海日誌 2011年07月02日 11:36

110626イイギリ葉@エコカフェ.jpg歩道橋を渡っているとイイギリの花が咲いているのに気付きました。

イイギリ(飯桐、学名:Idesia polycarpa Maxim.)はイイギリ科イイギリ属の落葉高木。1属1種分布は、本州、四国、九州、南西諸島から朝鮮半島、台湾、中国に及ぶが、山地にまれに自生するほか、公園樹木として植生されることが多い。樹高は15mから20mほど、葉は互生、枝先で束生。葉の形状はハート型、葉縁に鋸歯があり、葉身は10cmから20cmほど、葉柄は赤色で先端に1対の花外蜜線をもつという。110626イイギリ雄花と葉@エコカフェ.jpg110626イイギリ雄花@エコカフェ.jpg
花期は5月頃、雌雄異株で若枝の先端に円錐花序を垂らす。雄花も雌花も花弁はなく5枚程度の萼片がつき、雄花は多数の雄蕊と退化した子房からなり、役割を終えると落下する。雌花は花柱3本から6本、退化した短い雄蕊がわずかに確認できる。果実は漿果、直径10mm程度の球形で、多数の種子が詰まっており、秋には赤く熟す。鳥散布の典型ですね。
名前の由来はこのハート型の葉でおにぎりを包んだことにあるそうですよ。

葉の構造にアカガシワ(トウダイグサ科アカガシワ属)との類似点が認められることから平行進化の例に上げられるように、進化の物語が詰まっているようです。へーですね。

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◎原宿警察署隣のパークコート神宮前敷地内に残るイイギリの大木[2012年11月11日撮影:渋谷区原宿@山崎]121111イイギリ樹皮@エコカフェ.JPG121111イイギリ@エコカフェ.JPG

 2012.11.11追記






◎「しろがねの森」の散策路脇でみたサルノコシカケの仲間がつく立ち枯れしたイイギリ[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]130505イイギリとサルノコシカケの仲間@エコカフェ.JPG

 4年前に第31回草花教室を実施した時は花を咲かせていました。どうしたのでしょうね。

 2013.6.2追記


◎国立科学博物館附属自然教育園内「しろがねの森」でついに倒木したイイギリ[2014年5月4日撮影:自然教育園@山崎]
140504イイギリ@エコカフェ.JPG140504イイギリ倒木@エコカフェ.JPG
 朽ちるのも早いですね。森は生きているんです。

 2014.5.11追記
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