侵入者、モクマオウ(木麻黄)

ビーグル号の航海日誌 2011年06月25日 20:32

100507モクマオウ林@釣浜.JPG小笠原諸島の生態系を脅かしている侵入者、ギンネムに続いてモクマオウです。明治期にモクマオウはサトウキビ汁を煮詰めるための薪炭のほか潮に強いため防潮林としても利用されたそうです。ところが乾燥に強く、根に根粒菌を共生し、成長も早いときています。モクマオウとトクサバモクマオウが野生化し、在来固有種の脅威になっています。[2010年5月7日撮影:父島釣浜@阿部]

モクマオウ(木麻黄、学名:Casuarina stricta Ait.)はモクマオウ目モクマオウ科モクマオウ属の常緑広葉樹で高木。100507モクマオウ(葉と枝)@釣浜.JPG豪州東部が原産、太平洋諸島などで広く植林されているそうです。細長い葉のように見えるのは枝であって、葉は退化して鱗片状に輪生し、トクサ類に似る。雌雄同株だが、雌雄異花。雄花は痕跡的な花被と雄蕊各1個からなり、細い新枝の先に円筒形の薄茶色の穂状花序をつくり、雌花は無花被で苞に囲まれ、細い新枝の基部に球状花序をつくるという。

小笠原では、モクマオウの林下には細い枝が厚く地面を覆い尽くしていて、下草がまったく生えていない状況をよく目にしますよ。なんともです。

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◎海岸線で見たモクマオウの果球[2006年7月22日撮影:父島扇浦@阿部]
2006モクマオウ果球@エコカフェ.jpg2006モクマオウ果球2@エコカフェ.jpg








◎沖縄本島名護市辺野古岬の対岸の大浦の海岸に自生するモクマオウ[2012年7月21日撮影:沖縄視察@阿部・山本・田辺]120804モクマオウ@エコカフェ(大浦).JPG

 沖縄には100年以上も防潮林のために前に移入されたという。

 2012.8.14追記
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