しっとりとノリウツギ(糊空木)

ビーグル号の航海日誌 2011年06月15日 10:02

090922ノリウツギ.JPGウツギにもいろいろあるが。ここではノリウツギを紹介しよう。この花は7月から9月頃まで咲き、花が枯れてもなぜか翌年まで落下せず花序が残ります。高尾山に行ってもどこの山に行っても近くに流れのある登山道脇では必ずといってよいほど見かけます。つくば植物園でも咲いていたはずなのですが気づきませんでした。[2009年9月22日撮影:上高地@山崎]

ノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata Sieb. et Zucc.)はバラ目ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木。分布は北海道から九州、屋久島のほか樺太、南千島、中国中南部、台湾に及び山地の林縁のよく自生。樹高は最大で5mほど、葉は対生まれに3輪生、葉柄があり、葉身は卵形、楕円形で長さ5cmから15cm、葉縁に鋸歯がつく。花期は7月から9月頃、枝先に白色の小さな両性花が円錐状に多数つき、その中に萼片4枚の装飾花が混ざる。そう果は長さ5mmほど、線形の種子の長さは4mmほどで両端に短い翼がつく。

昔の人はこの木の樹液を和紙を漉く際の糊として利用したそうですよ。名前もそこからきているそうです。森にある樹木の多くは昔の人びとの生活の中でとっても役に立っていたのですね。[参考⇒森の教室]

関連記事(ウノハナ(卯の花)はウツギ(空木))⇒
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◎京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内下谷入口付近で見た花をつけるノリウツギ[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部]
110722下谷看板@エコカフェ(芦生公開講座) 212.jpg110722ノリウツギ@エコカフェ(芦生公開講座).jpg

 2012.4.28





◎霊峰白山(標高2702m)の登山道脇の林縁でみた花をつけるノリウツギ[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]130817ノリウツギ@エコカフェ(白山).JPG130817ノリウツギ@エコカフェ.JPG

 ダケカンバも見えますね。

 2014.1.16追記





◎豊橋にある日本最大級の湧水湿原の葦毛湿原でみた花をつけるノリウツギ[2012年10月27日撮影:葦毛湿原@阿部]121027ノリウツギ@エコカフェ.JPG121027ノリウツギ@エコカフェ.JPG

 周囲から樹木が湿原に侵入を繰り返しているようです。

 2014.1.25追記
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