ウノハナ(卯の花)はウツギ(空木)

⇒草花教室 2011年06月15日 00:07

ウツギ花@エコカフェ.JPGつくば植物園です。「卯の花の匂う垣根に、・・・・夏は来ぬ。」とは『夏は来ぬ』の歌詞の一節。さて卯の花(ウノハナ)とはウツギのことです。[2011年6月11日撮影:つくば植物園@山崎]

ウツギ(空木、学名:Deutzia crenata Sieb. et Zucc.)はバラ目ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木。分布は北海道から九州、奄美大島、中国に及び、山野の日当たりのよい林縁、雑木林内、崖地などに自生。ウツギ全景@エコカフェ.JPG樹高は2mから4mほど、よく枝分かれし、若枝は赤褐色で星状毛が覆う。茎が中空であり、このため「空木」と呼ばれるそうだ。葉は対生し、葉身は6cmから9cm、楕円形や卵状被針形で葉縁に細かな鋸歯がつき先は尖る。葉は表も裏ともに星状毛が生える。
花期は5月から7月頃、側枝の先端の円錐花序に多くの花をつける。花弁は細長く5枚、雄蕊は10本で花糸に狭い翼がつき、雌蕊は3本から4本という。

実は「ウツギ」と名のつく木は、ユキノシタ科(バイカウツギ、ノリウツギ)、スイカズラ科(タニウツギ、ニシキウツギ、ツクバネウツギハコネウツギ)、ドクウツギ科(ドクウツギ)、フジウツギ科(フジウツギ)、ミツバウツギ科(ミツバウツギ)、バラ科(コゴメウツギ)などが知られている。違いが見分けられると面白いですね。

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◎三宅島大路池の近くで見たウツギの果実[2010年11月28日撮影:第2回エコカフェみんなの森づくり@阿部]ウツギ@エコカフェ.JPGウツギ果実@エコカフェ.JPG

 果実は独楽形の刮ハ、子房下位のため萼片と雌蕊柱頭が果実上部に残るのが特徴です。

 2012.5.24追記




◎三宅島の坪田地区山地の林縁で咲いていたウツギの白い花[2012年5月27日撮影:第4回エコカフェみんなの森づくり@山崎]120527ウツギ@エコカフェ(三宅島).JPG120527ウツギ花@エコカフェ(三宅島).JPG

 2012.8.25追記





◎茨城県の筑波山(標高877m)ブナ林帯の男体山へ向かう登山道脇で見られる花をつけるウツギ[2015年6月13日撮影:筑波山@エコカフェ]
150613ウツギ蕾@エコカフェ.JPG150613ウツギ花@エコカフェ.JPG
 2015.6.14追記

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