高山植物の魅力(6)/クロウスゴ

ビーグル号の航海日誌 2011年06月04日 01:36

080711クロウスゴ@立山雷鳥エコツアー 124.jpg高山植物は厳しい生育条件の中で生き延びてきた連中である。したがって子孫を残すために究極の工夫を凝らしているものが多い。写真は立山雷鳥エコツアーので納めたクロウスゴである。[2008年7月12日:標高2511m、新室堂乗越付近で撮影@阿部]]

クロウスゴ(黒臼子、学名:Vaccinium ovalifolium J. E. Smith)はツツジ科スノキ属の落葉低木。分布は北海道、本州中部地方以北、千島、アリューシャン列島、北アメリカ北部に及び、国内では亜高山帯の林縁や高山帯の低木林内に自生。
樹高は50cmから2m、若枝は赤みを帯び、葉は互生し、葉身4cmほど楕円形で先端に突起、表裏ともに無毛で全縁。
花期は6月から7月、若枝の葉腋に花は1個ずつ下向きにつく。花冠は緑白色から淡紅色、つぼ型で先が浅く裂するが不明瞭。果実は液果で直径1cmの球状、熟すと黒紫色になり食用にもなるという。

近縁種として山形県から富山県の高山に自生するマルバウスゴ(丸葉臼子)、変種として北海道の高山に自生する樹高の低いミヤマエゾクロウスゴ(深山蝦夷黒臼子)、利尻島や樺太に分布する葉の全縁が毛状になるオククロウスゴ(奥黒臼子)など地域的な分化が見てとれるようだ。

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