高山植物の魅力(4)/ヨツバシオガマ(四葉塩釜)

ビーグル号の航海日誌 2011年05月30日 00:48

080711ヨツバシオガマA@立山雷鳥エコツアー 064.jpgこの冬は雪が多かったというから室堂平でもまだまだ残雪は深いのではないだろうか。ヨツバシオガマを紹介しよう。[2008年7月11日:ミクリガ池周辺で撮影@阿部]

ヨツバシオガマ(四葉塩釜、学名:Pedicularis chamissonis Steven var.: japonica (Miq.) Maxim.)は、ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草。分布は北海道、本州中部地方以北の亜高山帯から高山帯で雪田周辺や湿地の草原に自生。
080711ヨツバシオガマ@立山雷鳥エコツアー 063.jpg草丈は20cmから50cm、葉は茎の節ごとに数段、普通4枚ずつ輪生し、羽状に深裂、裂片の縁は深い鋸歯状、または浅く裂する。
花期は7月から9月、総状花序に2段から7段、普通4個ずつ輪生。花は薄紫色、花冠は上下に裂け、上唇は兜状で先端が紫色に濃くくちばし状に細り、下唇は3裂。筒状の萼は5分裂する。

風衝帯の岩場や砂礫地に自生し草丈が低いタカネシオガマ、葉の裂片がさらに羽状に深裂するミヤマシオガマなどの近縁種があり、注意して観察するにはよいと思う。

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◎北海道日高山脈主峰の幌尻岳(標高2052m)のお花畑で見たヨツバシオガマの花[2011年8月12日撮影:幌尻岳@澤尚幸]110812ヨツバシオガマ@エコカフェ(幌尻岳).JPG

 2012.7.11追記








◎小仙丈ヶ岳(標高2855m)山頂から下山途中で見たヨツバシオガマの花[2012年8月4日撮影:小仙丈ヶ岳@中村敏之]120804ヨツバシオガマ花@エコカフェ(小仙丈ヶ岳).JPG120804ヨツバシオガマ@エコカフェ.JPG

 クチバシシオガマとの見分けができませんね。

 2012.9.9追記



◎北アルプス白馬三山の前衝山である小日向山(標高1907m)登山道脇の草地でみたヨツバシオガマ[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]130706ヨツバシオガマ@エコカフェ(小日向山).JPG130706ヨツバシオガマ幼体@エコカフェ@エコカフェ.JPG

 観察された個体数は少なかったですね。

 3013.8.10追記




◎白山信仰の霊峰である白山(標高2702m)の登山道脇でみたヨツバシオガマ[2013年8月17日撮影:白山@中村敏之]130817残雪@エコカフェ(白山).JPG130817ヨツバシオガマ@エコカフェ(白山).JPG

 まだ雪田が残っていました。

 2014.1.13追記

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