繁殖旺盛なオオイヌノフグリ

ビーグル号の航海日誌 2011年05月20日 17:59

オオイヌノフグリ@エコカフェ.JPGこんなにも陽気がよいと畑草がどんどん生長しますね。写真はオオイヌノフグリです。

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢、学名 Veronica persica Poiret)はシソ目ゴマノハグサ科クワガタソウ属の越年草(2年草)、雑草で帰化植物。1887年に東京で確認。ヨーロッパ原産であるが全国各地の路傍や畑などで見られる。草丈は10から20pほど、葉は対生、葉身は1、2p、楕円形、葉縁に荒い鋸歯。花期は2月頃で、花弁は基部で合着、4裂、雄蕊は2本。鮮やかなコバルトブルー色で美しいが日中のみ開花の1日花と儚い。オオイヌノフグリ花@エコカフェ.JPG果実は刮ハ。近縁種のイヌノフグリの果実が犬のそれに似ていることから名付けられたことに連鎖してこちらも名付けられたという。種子にはスミレの仲間と同様にエライオソームが付属するためアリが運んで種子散布を手伝ってくれるようですよ。

イヌノフグリ(Veronica didyma Tenore var. lilacina (Hara) Yamazaki)は東アジアに広く分布、日本では本州以南の路傍や畑で見られ、山野には自生しないので先史帰化植物と考えられている。オオイヌノフグリより全体に小さく、花も淡い紅紫色で目立たない。繁殖力の旺盛なオオイヌフグリに生息地を奪われ、絶滅危惧U類(VU:環境省レッドリスト)に指定されるに至っているそうです。いやはや何とも。

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◎小石川植物園で見たオオイヌノフグリの花[2008年4月12日撮影:第19回草花教室@阿部]
080412オオイヌノフグリ@エコカフェ第19回草花教室(in小石川植物園) 019.jpg


タグ:外来種
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
どちらも帰化植物。
人類の移動距離の拡大とともに人知れずのうちにもたらされたものだろう。
より環境適応できるものが勝者として種(子孫)を紡ぐことができるというのが自然界の摂理であるということらしいが。
しかし、長い時間をかけて進化を遂げることで防御機能や他者に依存して分布範囲を拡大するなどの共生機能が新たな可能性の芽を伸ばしてくれるだろう。
何とも画一的でないのが自然界なのであります。
Posted by トノサマガエル at 2011年05月21日 21:30
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