ミツバツツジ(三葉躑躅)に魅せられて

ビーグル号の航海日誌 2011年04月25日 02:12

IMGP9928.JPG今日は昨日の嵐の様な雨とは打って変わって暖かなよい天気に恵まれました。公園や歩道脇の植栽となっているツツジも蕾を膨らませ、花を咲かせ始めたようです。写真は庭木として植栽されたミツバツツジの花です。ミツバツツジの仲間は日本国内でも地理的に種分化、変異がずいぶん進んでいるようです。かつてずいぶんと盗掘もされたようで、絶滅の危機に瀕している種も多いようです。また、園芸種も多く一部に野生化も認められるなどやっかいです。

IMGP9751.JPGミツバツツジ(三葉躑躅、学名:Rhododendron dilatatum Miquel)はツツジ科ツツジ属の落葉低木でミツバツツジの仲間の代表格。分布は関東・東海・近畿地方の太平洋側で、山地の狭い範囲にしか自生していないようです。
樹高は2mから3mほどで、枝ぶりが美しく、3月から4月頃にかけて、葉が出る前に紅紫色の花が咲きます。名前の由来は葉が枝先に3枚輪生することにあり、この仲間の特徴でもあります。この仲間を見分けるのは難しそうです。雄蕊の数、腺毛や毛の変異などで見分けるそうです。
一般には雄蕊は10本、ミツバツツジだけは雄蕊が5本だそうです。ミツバツツジの葉は両面とも無毛なのが特徴です。何れも花冠は漏斗状で深く5裂しますが、ミツバツツジの花柱は無毛で、萼片と花柄に短い腺毛があるため、モチツツジほどではないですが少し粘つくのが特徴だそうです。
日差しを浴びると高貴に映え頼もしく、雨梅雨に濡れるとしっとりと透明感を帯び刹那を感じます。

足利市小俣の日陰山斜面では県指定天然記念物のミツバツツジが見頃を迎えているのでぜひ足を運んでみましょう。ミツバツツジの北限で栃木県内唯一の自生地でもあるそうです。

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調べてみると、トサノミツバツツジ(土佐三葉躑躅)、ハヤトミツバツツジ(隼人三葉躑躅)、ヒダカミツバツツジ(日高三葉躑躅)、トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)、サイコクミツバツツジ(西国三葉躑躅)、コバノミツバツツジ(小葉三葉躑躅)、ダイセンミツバツツジ(大仙三葉躑躅)、ユキグニミツバツツジ(雪国三葉躑躅)、キヨスミミツバツツジ(清澄三葉躑躅)、キリシマミツバツツジ(霧島三葉躑躅)、ツルギミツバツツジ(剣三葉躑躅)、アワノミツバツツジ(阿波三葉躑躅)、ヤクシマミツバツツジ(屋久島三葉躑躅)、ヒュウガミツバツツジ(日向三葉躑躅)、タカクマミツバツツジ(高隅三葉躑躅)、アマクサミツバツツジ(天草三葉躑躅)、ナンゴクミツバツツジ(南国三葉躑躅)がありました。


◎丹沢山塊の南部にある鍋割山(標高1721m)の登山途中で見たトウゴクミツバツツジ(→訂正:ミツバツツジ)[2014年4月13日撮影:鍋割山@中村敏之]
140413鍋割山山頂@エコカフェ(中村)n.jpg140413ミツバツツジ@エコカフェ(鍋割山・中村)_n.jpg
 標高の低いところではヤマツツジも見られます。
 トウゴクミツバツツジの開花はミツバツツジより1ヶ月遅れのは5月中旬頃だそうです。

 2014.4.13追記

◎奥多摩三山のひとつ大岳山(標高1267m)登山途中でみたミツバツツジ(→訂正:トウゴクミツバツツジ)[2014年5月11日撮影:大岳山@中村敏之]
140511ミツバツツジ@エコカフェ_n.jpg
 2014.5.17追記






◎丹沢大山の山中林縁で見た花をつけるミツバツツジ[2015年4月28日撮影:丹沢大山@山崎]
150428大山山頂の眺望@エコカフェ.JPG150428ミツバツツジ@エコカフェ.JPG
 花をつけている個体はわずかでした。

 2015.5.5追記
 
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