ノヤシ(野椰子)はポリネシア系

ビーグル号の航海日誌 2010年12月23日 18:23

100507ノヤシ高木@サンクチュアリー.JPG小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」とも称されるほどにこの島嶼に固有な生き物たちが分布しています。先日、母島の湿性高木林の美しい森とノヤシについて触れましたが、ここでは今年の5月に父島サンクチュアリーで撮影したノヤシの成木と幼木、2葉3葉が出たばかりの稚木の写真を紹介しましょう。

ノヤシ(野椰子、学名:Clinostigma savoryanum (Rehder et E.H.Wilson) H.E.Moore et Fosberg)は単子葉植物ヤシ科ノヤシ属に分類される常緑高木、小笠原の固有種、絶滅危惧U類(VU)です。写真を見ると葉は大型の羽状複葉のようですね。葉は長さ1mから3mにもなります。葉柄は短く、多くの対の小葉に分かれています。

100507ノヤシ(若木)@サンクチュアリー.JPG100507ノヤシ(第2・3葉)@サンクチュアリー.JPG花について「5月から6月頃に葉鞘の下部に花がつき、基部に苞があり、穂状花序の伸ばし、白色の小花をたくさんつけま、甘いにおいがします。」と書きましたが、調べてみたら、花序はほうき状に分枝し、長さ1mにもなるそうです。花は被子植物の原始的な特徴を残しているとされるハスノハギリと同じように、3個1組で並んでつき、中央が雌花、両側が雄花となるそうです。ますます不思議の世界に迷い込んでしまいそうです。

関連記事(ハスノハギリも原始的)⇒

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◎小笠原父島アカガシラカラスバト・サンクチュアリーの森で見たノヤシの気根[2010年5月7日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@山崎]100507ノヤシ(気根)@エコカフェ(サンクチュアリー).JPG

 2012.7.1追記






◎父島初寝遊歩道入口の道路向かい側にあるノヤシ[2012年1月1日撮影:お正月の旅 小笠原2011年度@山崎]120101ノヤシ果実@初寝遊歩道入口付近.JPG

 果実がたわわと実っていました。

 2012.12.23追記



◎父島北袋沢から西海岸へのルート深い山中でみたノヤシ[2014年4月28日:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]
140428ノヤシ@エコカフェ.JPG140428山中のノヤシ@エコカフェ.JPG
 2014.5.8追記
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