オオムラサキシキブ(大紫式部)の果実

⇒森林づくり+α 2010年12月04日 23:44

IMGP9847.JPG三宅島大路池の近くのガクアジサイの茂みに紫色のツブツブがあるのに気づいた。最初はガクアジサイの蕾かと思ったが、季節が違う、そんな馬鹿なと。よく見てみるとムラサキシキブの果実らしいが果実のつき方が枝に並列せず集合していてどうもピンと来なかった。

そこで調べてみると三宅島にはムラサキシキブより葉も果実も大きく、花のつき方が集合するオオムラサキシキブが自生していることが確認できた。オオムラサキシキブ(大紫式部、学名:Callicarpa japonica var. luxurians)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木であって、ムラサキシキブ(紫式部、学名:Callicarpa japonica)の変種。分布はムラサキシキブが北海道、本州、四国、九州のほか朝鮮半島に及ぶのに対して、オオムラサキシキブは本州東海地方以西、琉球列島のほか台湾と地理的棲み分けがあると考えられれる樹高は3mから5mほど、葉は対生し葉身15pから20pほどの倒卵状楕円形、葉縁に粗鋸歯、葉先は尖ります。花期は7、8月頃で、葉腋から集散花序だし、淡紅白色の花をたくさん咲かせます。花は径約4o、筒状で花冠は4裂、雄蕊4本は長く目立ちます。果実は径約5oの球形の核果で紫色に熟します。(下線部、2012.11.24追記)

この植物は変異が大きいため、果実が白色のものはシロシキブ、葉の小さいものはコバノムラサキシキブ、果実の小さいものはコムラサキシキブと呼ばれている。私たちが公園や庭木として目にするものは、小さいながら果実がたくさんなるため美しいとされる近縁種のコムラサキ(小紫、学名:Callicarpa dichotoma)であるという。ふーんですね。

関連記事(種子植物の種分化)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎森の日当たりが良い場所でオオムラサキシキブの果実が豊饒[2011年11月26日撮影:第3回エコカフェみんなの森づくり@阿部]
111126オオムラサキシキブ果実@エコカフェ.JPG111126オオムラサキシキブ@エコカフェ.JPG








◎沖縄本島の東方の久高島で見たオオムラサキシキブの花[2012年7月22日撮影:沖縄視察@山崎]120722オオムラサキシキブ花@エコカフェ.JPGオオムラサキシキブ@エコカフェ(久高島).JPG

 久高島では林縁で比較的たくさん自生していました

 2012.9.24追記、11.24追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/41968946
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ