キセルアザミ(煙管薊)は湿性を

⇒森林づくり+α 2010年12月04日 18:38

IMGP9830.JPG三宅島大路池の岸辺にアザミが花をつけていた。岸辺に立つ案内看板には「マアザミ(真薊)」と紹介されていた。小雨に濡れて葉も花も生き生きとしていた。

調べてみると「キセルアザミ」と呼ぶのが一般的らしい。三宅島ではマアザミと呼ぶという。「サワアザミ(沢薊)」と呼ぶ地域もあるらしい。キセルアザミ(煙管薊、学名 Cirsium sieboldii)はキク科アザミ属の多年草。分布は日本固有のアザミの中では広域なほうで本州、四国、九州の山野の湿地に普通に自生するという。茎にはわずかに葉がつく程度で、根もとの根生葉は大きく存在感を示していた。葉には棘があるが若葉は山菜として食用にする地域もある。これをして真のアザミと言うらしい。花はキセル(煙管)のように横向きにつくというが、写真ではやや上向きのようだ。花は頭状花序で小さな管状花のみびっしりついている。

前にも書いたがアザミの仲間は全世界で約250種、日本に約100種が分布し、分布域の小さい地域固有種も多いという。日本という土地が種分化し易い環境にあったということだろうか。「あざみの歌」は有名ですが、アザミの世界は実に奥が深いのです。

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◎晩秋の葦毛湿原で優雅に咲くキセルアザミ(マアザミ)の花[2012年10月27日撮影:葦毛湿原@阿部]121027キセルアザミ花@エコカフェ.JPG121027キセルアザミ@エコカフェ.JPG

 キセルアザミの葉は根出葉が目立ち、茎は葉小さく目立たないというが個体差があるようです。花は横向きかやや下向きに咲き、数も1個か2個と慎ましやかです。

2012.10.27追記
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