大路池は渡りの季節に

⇒森林づくり+α 2010年12月02日 00:50

IMGP9843.JPG三宅島の大路池は秋の深まりを抱え静まり返っていた。
湖面にはオオバンの群れが渡りの途中であろうか羽を休めていた。
オオバン(大鷭、学名:Fulica atra)は、ツル目クイナ科オオバン属に分類。夏季に北海道などで繁殖したものが冬季に本州以南に渡りをするという。

大路池はおよそ2400年前にマグマ水蒸気爆発が起こった際に誕生した直径1000mにも及ぶ爆裂火口の南側半分に伏流水が流れ込みできたという。池の西・北・東側は断崖になっており南側周辺には度重なる噴火にもかかわらずスダジイやタブノキ、ホルトノキ、ヤブツバキ、ヤブニッケイの照葉樹林の原生森がよく残っていて、のんびりと散策するには気持ちがよい。IMGP9827.JPG

湖面をのぞくと藻が繁茂していた。オオツルモというらしい。かつてこの池には天然記念物に指定されているマリモに似たタイロモという三宅島の固有種が繁茂していたが、外来種のブラックバスが餌としたり、58年噴火の時に大量の火山灰が降り積もったためか現在では見られなくなっているという。野生絶滅をしてしまったのではと危惧される。どこかで人の手で育てられていないだろうか?植生回復にチャレンジしてみたいものである。

関連記事(大路池は別世界)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/41934516
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ