クワズイモ(不食芋)は食えず芋

⇒エコツアー 2010年11月16日 21:46

IMGP9578.JPG宮古島の亜熱帯の森にはシダ類やサトイモ科の植物が多く自生している。なかでもクワズイモは大人の背丈ほどにもなり、その大きな葉は雨傘替わりになるほどです。

クワズイモ(不食芋、学名:Alocasia odora(Lodd.) Spach)はサトイモ科クワズイモ属の常緑多年草の一種。分布は四国や九州の南部から南西諸島のほか海外では台湾、中国南部、東南アジアであって、暖帯から亜熱帯の常緑広葉樹の谷筋や林縁によく出現する。
IMGP9610.JPG近縁種には、小笠原諸島や琉球列島にやや小型のシマクワズイモ(島不食芋、学名:A. cucullata (Lour.) G.Don)が、西表島に大型のヤエヤマクワズイモ(八重山不食芋、学名:A. atropurpurea Engler)が自生。クワズイモの仲間は耐寒性があり、観葉植物として親しまれているが、インドなど外国産のものがほとんどであるという。

クワズイモの花は4月から8月に咲くが、緑色の苞の中に円柱状の花序が包まれ、花序の最上部は仮雄蕊、次に雄花、中間に仮雄蕊、下部に雌花が配置し、雌花のみが結実する。トウモロコシ状の赤い果実でテンナンショウのそれに似ている。また、芋などにはテンナンショウと同じようにシュウ酸カルシウムの針状結晶が含まれることから毒草とされ、食えません。

関連記事(コウライテンナンショウの果実)⇒    関連記事(サトイモ科の世界)⇒

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◎沖縄本島知念岬にある斎場御嶽の林下で見たクワズイモ[2012年7月22日撮影:沖縄視察@山崎]120722クワズイモ果実@エコカフェ(沖縄).JPG120722クワズイモ@エコカフェ(沖縄).JPG

 個体が小さいのでシマクワズイモかも知れません。
 毒々しい果実が実っていました。

 2012.8.13追記

◎沖縄本島の東方海上に位置する久高島の砂利道沿いの林縁でよく見かけるクワズイモ[2012年7月22日撮影:沖縄視察@阿部]120722クワズイモ@エコカフェ(久高島).JPG120722クワズイモ果実@エコカフェ.JPG

 仏縁苞も赤い果実も脱落しているものと仏縁苞にまだ包まれている果実が確認できます。
 2012.11.24追記

◎奄美大島の金作原などの照葉樹林の森縁で見たクワズイモ[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]130411クワズイモ@エコカフェ奄美大島エコツアー_141_s.jpg130411クワズイモ@奄美大島エコツアー_71_s.jpg

 2013.4.21追記





◎八重山群島黒島の海岸から離れた亜熱帯照葉樹林縁でみたクワズイモ[2014年3月14日撮影:黒島@山崎]
140314クワズイモと廃車@エコカフェ.JPG140314クワズイモ@エコカフェ.JPG
 廃車が草木に埋もれていきます。

 2014.4.3追記




◎沖縄本島北部大石林山(標高240m)山中の亜熱帯照葉樹林縁でよく見られるクワズイモ[2015年6月27日撮影:沖縄本島中北部視察@阿部]
150627クワズイモ@エコカフェ.JPG150627クワズイモ果実@エコカフェ.JPG
 2015.7.9追記
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