オオタニワタリ(大谷渡)

⇒エコツアー 2010年11月16日 02:22

IMG_0520.JPG宮古島本島や来間島、大神島でもオオタニワタリは鬱蒼とした林内や岩陰などで比較的見ることができた。ただし、宮古島を含む琉球諸島ではシマオオタニワタリヤエヤマオオタニワタリのほうが個体数は多いという。特に先島諸島ではすべてがヤエヤマオオタニワタリだそうだ。そう言えば、オオタニワタリ以外は小笠原父島・母島でも見ることができる。

オオタニワタリ(大谷渡、学名:Asplenium antiquum Makino)はシダ植物門チャセンシダ科に属する南方系の常緑多年生シダの一種。分布は伊豆諸島、紀伊半島、四国(太平洋岸)、九州(南部・西部)から南西諸島のほか台湾以南の東南アジアに及び、樹木や岩上に着生。環境省レッドリストで絶滅危惧TB類に記載。近縁種にシマオオタニワタリ(島大谷渡、学名:A. nidus L.)とヤエヤマオオタニワタリ(八重山大谷渡、学名:A. setoi N.Murak. et Seriz.)があるが、見た目ではなかなか区別がつかないという。
これらの違いをあえて言うならば、オオタニワタリが葉の裏の胞子のう群(ソーラス)が葉の中央軸(中肋)から葉縁近くまで伸びるのに対し、シマオオタニワタリもヤエヤマオオタニワタリも葉縁の半ばに満たないという。 [訂正(2012.7.2):ヤエヤマオオタニワタリは半ばより伸びるものもあります。]また、シマオオタニワタリは中肋の盛り上がりが扁平で、ヤエヤマオオタニワタリは著しく盛り上がり二段に見えるという

こんど機会があったらしっかり観察して見ようと思う。

宮古島エコツアー
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◎三宅島御笏神社境内の大きなタブノキに着生するオオタニワタリ[2012年9月1日撮影:第5回エコカフェみんなの森づくり@山崎]120901オオタニワタリ@エコカフェ(三宅島).JPG

 胞子嚢群(ソーラス)が確認できますね。

 2012.9.2追記



◎奄美大島の最高峰湯湾岳(標高694m)の駐車場脇の林下でみた虫食いのオオタニワタリ[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]
130411湯湾岳公園看板@エコカフェ奄美大島エコツアー_499s.jpg130411オオタニワタリ@エコカフェ奄美大島エコツアー_505.jpg

 2014.1.28追記





◎南紀白浜の南方熊楠記念館前の崖下でみたオオタニワタリ[2008年11月23日撮影:第4回南紀白浜学びツアー@山崎]081123オオタニワタリ@エコカフェ(熊楠記念館).JPG081123オオタニワタリ@エコカフェ(南紀白浜).JPG

 関連記事(陽だまりの中で海岸腺を散策し)⇒

 2014.2.11追記
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