芦生の森から新たな価値創造を

⇒寺子屋/学びツアー 2010年07月30日 05:46

IMGP7935.JPG今日から京大芦生研究林で芦生公開講座が始まります。
5月末の第5回エコの寺子屋でも高柳敦先生から芦生の森林内でシカの食害の影響調査(ABCプロジェクト)についてお聞きした。

生物多様性や生態系保全にたいする関心が高まるが、何をしてよいかわからない人は芦生公開講座などに参加してみるとよいだろう。

生態系の保全はできるだけ人間の影響を排除することにあるが、人とて生態系の一員として利用する側の頂点にいることは明らかだと思う。

IMG_8906.JPG芦生の森ではシカの棲息密度は大台ケ原の1/10、3頭/kuと少ないが低木層の植生や下草などが殆ど消えてしまっている。あるのは毒性をもったコバイケソウ、トリカブトなど一部だ。

シカを排除した区画では下草は蒼々と種類も数も多く、昆虫類の種類・数も多いという。驚愕の事実が明らかにされつつあるようだ。

ならば私たちはどうしたらよいのだろうか。高柳先生は野生生物の問題は、個人や組織、社会、世代で異なる各自の価値観(QOL)と結びつくため多様な価値観を持つという。

このため森林の多様な機能(木材等資源供給、水供給、土砂流出防止、空気清浄化、温度変化緩和、種の保存、セラピー、体験学習など)を同時に満たす存在として、日本でも行政主導型から利害関係者参加型の環境管理にシフトさせる必要があるという。

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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
芦生公開講座では多くの気づきや学びの機会を得ました。それら気づきは私たちが生活する上での精神性の質的向上をもたらしてくれそうです。
森里海学びツアーでは気仙沼と志津沼で森と海を結びつけて新たな価値創造を目指しています。
今からワクワク感、深くどっしりとした高揚感が感ぜられます。
Posted by ポロポックル at 2010年08月12日 07:56
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