高山植物の魅力(3)/チングルマ(珍車、稚児車)

ビーグル号の航海日誌 2010年07月04日 23:12

080711RGRcA[ 074.jpgチングルマ」とは可笑しな名前が付いたもんだ。「珍車」とも「稚児車」とも書くらしい。
この季節、立山室堂付近では多様な高山植物が見られる。チングルマのその一つ。
チングルマ(珍車、稚児車、学名:Geum pentapetalum (L.)Makino.)はバラ科ダイコンソウ属の落葉小高木の高山植物。北海道から本州中部以北のほかアリューシャン列島、カムチャッカ半島に分布。高山帯の雪渓周辺の草地や砂礫地によく群落を形成。花は白く花弁は5枚、多数の黄色い雄蕊と雌蕊がつく。受粉すると花柱がひも状に伸びて放射状に綿毛のように広がり、風になびくと子供ら遊ぶ風車が回るように見える。名前の由来はそこにある。

森林限界を超えたところでは短い秋を告げる草紅葉の主役となるという。風の強い風衝地では枝は強風のため這うように伸び背丈はぐんと低くなる。厳しい環境に適応している姿に自然界の力強さを感じずにはいられないだろう!

@立山雷鳥エコツアー
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎南アルプスの仙丈ヶ岳(標高3033m)の稜線で見たチングルマの花[2012年8月4日撮影:仙丈ヶ岳@中村敏之]120804チングルマ群生@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG120804チングルマ花@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG

 花は終わりかけで、花弁が落下しているものもあるようですね。

 2012.9.9追記


◎南アルプスの仙丈ヶ岳(標高3033m)の稜線下の岩場で見たチングルマの綿毛[2012年8月4日撮影:仙丈ヶ岳@中村敏之]120804チングルマ風車@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG120804チングルマ綿毛@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG

 自生場所によって雄蕊が綿毛状に伸びて風車をつくっていました。

 2012.9.9追記


◎北海道日高山脈主峰の幌尻岳(2052m)山頂からの下り途中で見たチングルマ[2011年8月12日撮影:幌尻岳@澤尚幸]110812チングルマ@エコカフェ(幌尻岳).JPG110812チングルマ花後@エコカフェ(幌尻岳).JPG

 2012.7.11追記







◎晴天の木曽駒ヶ岳山頂付近や下山途中にみた綿毛を伸ばすチングルマ[2012年8月16日撮影:木曽駒ヶ岳@中村敏之]120816チングルマ@エコカフェ(木曽駒ケ岳).JPG120816チングルマ@エコカフェ(木曽駒ケ岳山頂付近).JPG

 2013.7.2追記





◎白山信仰の霊峰である白山(標高2702m)への登山道脇のお花畑でみた綿毛を巻くチングルマ[2013年8月17日撮影:白山@中村敏之]
130817チングルマ@エコカフェ(白山).JPG139817チングルマ@エコカフェ.JPG

 2014.1.12追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
草本ではなく地面を這う落葉低木なんだそうですね。
へー、です。
すっかり勘違いをしておりました。
Posted by ダイコンソウ at 2011年09月04日 23:44
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/39449626
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ