カラフルなイモムシはヒョウモンエダシャクに

ビーグル号の航海日誌 2010年06月20日 13:28

IMGP8256.JPGこの季節は森は生命力に溢れていることに気づかされる。
森には新緑とともに林床も一面の緑が深くなり、林間や林縁にはいろんな蛾や蝶が舞っているのを愉しむことができます。[@川苔山]

アセビ(馬酔木)の葉っぱにヒョウモンエダシャクのイモムシ(幼虫)がいました。ヒョウモンエダシャク(豹紋枝尺、学名:Arichanna gaschkevitchii gaschkevitchii (Motschulsky))はチョウ目シャクガ科の蛾の仲間。北海道、本州、四国、九州の山地の薄暗いところに棲息。成体は蛾であるにもかかわらず昼間でも活動し、翅は白地に黒の豹紋、後翅縁がやや黄色いのが特徴である。 
この幼虫はアセビの葉を食べることでこれに含まれる毒素(グラヤノトキシン)を体内に蓄積し外敵から身を守っている。成虫は花の蜜を餌とするが、体内に蓄積した毒素が有効だという。

長い年月で培った毒を体内に蓄積するといった彼らの能力(生命力)には驚かされる。しかし、こういった毒を蓄積する生き物を食べても大丈夫な大型の生き物が後に出現するのも自然界の不思議である。

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◎京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内で見たヒョウモンエダシャクの成体[2011年7月24日撮影:芦生公開講座2011@阿部]
110724ヒョウモンエダシャク@エコカフェ.jpg110724ヒョウモンエダシャク@エコカフェ(芦生研究林).jpg
 2014.10.26追記
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