アカウミガメの受難

ビーグル号の航海日誌 2009年11月20日 23:30

今週月曜日の日経夕刊に「アカウミガメ安住の海減る」「混獲も深刻「絶滅の危険性」」「日本の砂浜開発など脅威」の見出しが躍っていた。
アカウミガメ(赤海亀、Caretta caretta)は、現在、ワシントン条約付属書Tに登録され国際的取引が禁止され、IUCNレッドリストでは絶滅危惧種TBに指定され、各国各地の産卵浜で保護活動が取り組まれている。
米政府海洋漁業局(NMFS)が発表した評価報告書によると、北太平洋、南太平洋、北インド洋、大西洋、地中海などのアカウミガメの9個体群について各地の産卵数、魚網への混獲数などの経年データにより今後の個体数予測シミュレーションをしたところ、次のような指摘がなされているという。AJE~K.jpg
@アカウミガメの生息状況が世界規模で悪化していること
A特に、北インド洋、大西洋、地中海の個体群の危険性が高いこと
B魚網による混獲死が個体減少の主要因であること
C日本に回遊する個体群も将来は絶滅の危険性があること
D日本においては砂浜などの開発や改変が大きな脅威になっていること
エコカフェでは小笠原父島においてアオウミガメの保護活動をサポートしているが、知多半島屋久島においてアカウミガメの産卵やその保護活動についても調査などしている。

私たち人間の保護活動はともすればエゴイスティックで対症療法的な対応に過ぎず、彼らが生息する生態系の保全といった本質的かつ全体的な対応に至っていないものが多いことが問題であるのだと思う!
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