マウント・クック国立公園は

ビーグル号の航海日誌 2009年11月19日 01:07

}EgNbN.jpgエコカフェ会員からニュージーランドの訪問レポートUです。
ニュージーランドは環太平洋造山帯に位置し、クック海峡の南側の南島は西岸海洋性気候下にあり、夏は涼しく冬でも比較的温暖であるという。南北に走る南アルプス山脈の中央部に位置するマウント・クック国立公園(約700ku)は、タスマン氷河などを多くの氷河を抱え、総面積の約40%が氷河に覆われている。約100万年に始めった造山運動は現在も進行中であり、目下の最高峰は霊峰マウント・クック(3754m)である。
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約1億年以上前のゴンドワナ大陸時代の原始的な植物が繁茂する一方、同国立公園は大半が森林限界にあり、シルバーブナの原生林やマウントクックリリー(キンポウゲ科キンポウゲ属:Ranunculus lyallii)、ラージマウンテンディジー(キク科ケルミシア属:Large Mountain Daisy)などこの地に固有な高山植物が分布するとともに、ワシントン条約付属書U類のミヤマオウム(深山鸚鵡:オウム科ミヤマオウム属、Nestor notabilis)などの絶滅に瀕した固有鳥類が棲息している。1990年、同国立公園は周辺の他の国立公園を含め「テ・ワヒポウナム」と称し、世界自然遺産に登録されている。

過去、ニュージーランドでは、15世紀までに人的乱獲により独自進化していた6属10種以上のモア(ダチョウ目モア科:Moa)が絶滅し、モアを餌としていた翼幅3mの史上最大の猛禽類であるハルパゴルニスワシ(タカ目タカ科: Harpagornis moorei)も同時に絶滅したとされている。生物多様性が叫ばれている今日、人類はその意味も分からぬままに過去の過ちをこれからも繰り返すのだろうか?

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