アブラチャンも生活の中に

ビーグル号の航海日誌 2009年11月12日 00:22

アブラチャン(油瀝青)は、クスノキ科クロモジ属の落葉低木、雌雄異株で、本州、四国、九州などの低山に分布する。根元からよく株立ちし、「ムラダチ」ともいい、生命力の強い木である。
枝や果実にクロモジなどクスノキ科の特有の芳香があり、ダンコウバイのように芽吹き前の森に黄色い花がくっきりと目立ち、早春の訪れを教えてくれる。春が楽しみだ!
この木は種子や樹皮に油成分を多く含みため、油を抽出したり、生木でもよく燃えることから薪としても利用してきた。また、枝は弾力があり丈夫なため雪上を歩くための「かんじき」の材として使われた。今日的には利用価値はないものとされてしまっているのが残念だ。名前も油成分を多く含むことに由来している。「チャン(瀝青:レキセイ)」はコールタール、アスファルトなどの総称だという。IMGP6520.JPG

学名:Lindera praecox
原産地:日本
花期:3〜4月
樹高:5m
特徴:
@ 花は3〜5個の花が集合する散形花序花、葉に先立ち腋生し、色は黄色で、花柄がある
A 葉は単葉で互生し、葉身は長さ5〜8cmの楕円形で、先端が鋭くとがり、紙質である
B 果実は液果で、秋に茶色に熟し、中には球形の種子が1個

◎国立科学博物館附属自然教育園内の武蔵野植物園で見られる黄葉するアブラチャン[2014年11月30日撮影:自然教育園@山崎]
141130アブラチャン樹皮@エコカフェ.JPG141130アブラチャン黄葉@エコカフェ.JPG
 2014.12.1追記
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