田んぼの生き物C(コバネイナゴとオンブバッタ)

⇒こどもたちと 2009年10月18日 02:00

IMGP6739.JPG10月12日の「稲刈り&ふれあいサッカーin日立」では、新型インフルエンザ感染のため残念ながら子供たちは参加できなかった。大人たちだけだが田んぼの生き物に結構盛り上がった。先生はエコカフェ生物多様性研究所の虫博士こと吉岡さんだ。

四番バッターは「コバネイナゴ(小翔蝗、学名:Oxya yezoensis)とオンブバッタ(負飛蝗、学名:Atractomorpha lata)」である。
バッタ目(直翅目)バッタ亜目の前者がイナゴ科、後者がオンブバッタ科に属し、その他日本産ではバッタ科、ヒシバッタ科、ノミバッタ科のものが知られている。イナゴはバッタの仲間であるが、頭部と胸部の間に突起(ノドボトケ)を持っている。
IMGP6758.JPGコバネイナゴは北海道から九州まで分布し、イネの害虫とされる。オンブバッタは小型のバッタ(体長:オス25mm、メス40mm)でイネではなくカナムグラなど葉の広い植物を食べることから必ずしも害虫視されることはない。

バッタは不完全変態で、卵から孵化し、翅のない幼虫となり、脱皮を繰り返し成虫になる。また、個体群の密度の相違によって生物個体が変化する「相変異」が見られ、幼虫のとき低密度で暮らすと孤独相(単独生活を送る普通の成虫)になり、高密度で暮らすと群生相(飛翔能力と集団性が高い成虫)になる特徴が知られている。

子供たちにもバッタたちの不思議をしっかりフィールド体験しながら学んで欲しい!

関連記事(田んぼの生き物B)⇒

◎紅葉の最中に群馬県片品武尊牧場の草むらで見たコバネイナゴ[2011年10月30日撮影:武尊牧場@阿部]111030武尊牧場のヤマモミジの紅葉@エコカフェ.JPG111030コバネイナゴ@エコカフェ.JPG

 気温が低かったので元気はなかったです。

 2012.11.4追記



◎「松戸市21世紀の森と広場」に広がる丘陵地の水辺近くの飛び石の上で見つけたオンブバッタとコバネイナゴ[2011年11月13日撮影:第48回草花教室@阿部]111113オンブバッタ@エコカフェ.JPG111113オンブバッタとコバネイナゴ@エコカフェ.JPG

 たくさんいました。冬はもうすぐそこだというのに、みんなで日向ぼっこをしているようでした。

 2013.11.3追記

◎小石川植物園の森の中でみたオンブバッタ[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]120922オンブバッタ@エコカフェ.JPG

 2013.12.6追記
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