オガサワラオオコウモリを守ろう!

ビーグル号の航海日誌 2009年10月14日 20:15

FH000079.jpgエコカフェでは小笠原でアオウミガメの保護サポート、外来種アカギの駆除や学習型のエコツアーの実証などをしている。訪島の際には、オガサワラオオコウモリを観察することもあるが、07年7月に訪島した際に集団ねぐら地の近隣で住宅開発が計画されてと聞いた。開発のほか農薬や防護ネットなどオウコウモリの棲息環境の悪化は人為的な原因によるところが大きいのではないだろうか。[写真はマルベリー吉井さん提供]

10月6日に開催された中央環境審議会野生生物部会において、環境省が諮問していた「国内希少野生生物種の追加等について」について、妥当と答申されたことから、オガサワラオオコウモリ(学名:pteropus pselaphon Lay)は国内希少種として追加される見込みだ。追加により棲息地等保護区の指定や保護増殖事業計画の策定され、保護・増殖の促進が期待される。8日、環境省は追加に関するパブリックコメントの手続きに入った。
パブコメ資料によると、オガサワラオオコウモリは翼手目オオコウモリ科の哺乳類であって、小笠原群島と火山列島に唯一分布する日本固有種でもある。推定個体数は父島で100から160頭、母島で数頭、北硫黄島で数十頭、硫黄島で数頭、南硫黄島で100頭程度とのことである。

ここ数年、私たちも母島では個体を目撃することも食痕や糞痕を確認することもなくなっている。保護には島で暮らす人たちや観光などで訪れる人たちの意識の問題も大きいと思う。今後、世界自然遺産に登録されることにより、ガラス細工のような小笠原群島の生態系への人為的な負荷が心配されてやまない!

◎オガサワラオオコウモリの写真が上下違えていましたので正しいものともう一枚を[撮影@吉井信秋(小笠原エコツアーガイド「マルベリー」ブログ)]オガサワラオオコウモリ@エコカフェ(撮影吉井信秋).jpgオガサワラオオコウモリ2@エコカフェ(撮影吉井信秋).jpg







◎父島の小笠原ビジターセンターに展示されているはく製のオガサワラオオコウモリ[2011年12月31日撮影:お正月の旅 小笠原2011年度@山崎]111231オガサワラオオコウモリ展示@エコカフェ.JPG

 2012.12.23追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(3) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
小笠原がまだ人間に発見されるまでは
唯一の哺乳類だったオオコウモリ。
果物を主食とする優しいフルーツ・バットなんです。

同じ哺乳類の人間が迷惑かけてしまってるので
そろそろ兄弟愛を差し伸べてあげましょう。

ちなみに私はアルコール・バットです。
Posted by 磯野カツオドリ at 2009年10月16日 20:20
このお正月の「小笠原船の旅」の準備は順調でしょうか?
乗船のお客様にいろいろと楽しんでいただけるとよいですね!
Posted by トノサマガエル at 2009年11月08日 23:07
蛇足ながら、添えられている写真は天地が逆さまになっていると思います。
Posted by へけもへら at 2009年12月26日 12:37
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