室生寺の仏様

ビーグル号の航海日誌 2009年06月11日 05:30

IMGP6224.JPGIMGP6223.JPG吉野の奥にある古刹、真言宗・女人高野で名高い「室生寺」へ参りました。寺の前の室生川は前夜までの大雨にもかかわらず澄んだ清い水が流れていました。
着いた頃は雲が湧き霧雨が静かに落ちていましたが、山内の御堂をまわり奥の院から五重塔に戻った頃には雨もすっかり上がり日が差し始めました。
山門の両脇にはあぎょう(阿形)と口を結んだうんぎょう(吽形)の仁王像(金剛力士像)が守っていました。

国宝の釈迦如来坐像、釈迦如来立像、十一面観音立像を拝観しました。IMGP6228.JPG
釈迦如来坐像(105.8cm)は弥勒堂に客仏として安置されているが伝来は不明であります。平安初期のもので頭部・体躯はヒノキ一木彫で、納衣には翻波式の衣文が美しく、お顔は優美ながら体躯はやや重厚さを減じていることから、平安初期も終わりに近い9世紀の作と考えられています。
金堂本尊の釈迦如来立像(237.7cm)は、本来は薬師如来とされ、現に鎌倉時代の力強い十二神将が前に居並んでいます。体躯にはやや量感が残り、お顔は優美であって衣文線も鋭さを減じていることから、9世紀終わりの頃の作と考えられています。
IMGP6254.JPGIMGP6226.JPG十一面観音立像(195.2cm)は金堂に安置され、お顔は両頬がふっくらとしており、衣文線は翻波式で規則正しい刻み込んであることから、9世紀終わり頃の作ながら釈迦如来立像とは別の工房か仏師の手によると考えられています。

奥の院では、弘法大師様が御開帳されておりました。なんと最終日だったのです。
室生寺の近くには龍穴神社があり「善女竜王」が祀られています。
「大台ケ原」の帰りになってしまいましたが室生寺にお参りでできたのは不思議ととても幸せに感じることができました。

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◎晩秋の中の室生寺の映え[2009年11月28日撮影:奈良@山崎]091124室生寺D@エコカフェ.JPG091124室生寺C@エコカフェ.JPG

 2013.11.20追記
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