クロモジ(黒文字)は生活の中に

ビーグル号の航海日誌 2009年04月07日 17:33

クロモジの花も今が見ごろである。
この木は本州岩手県以南、四国、九州などの低山に分布するクスノキ科クロモジ属の落葉低木。
枝や葉に含まれる芳香性の精油(クロモジ油)は、殺菌作用や健胃効果がある。枝から樹皮を残して作られる爪楊枝「黒文字」は、香りがよく上品で、和菓子には欠かせない。
また、昔は、クロモジ油は香料として化粧品に使われたそうだ。現在でも枝(烏樟)や根(釣樟)は薬用として養命酒などに使われている。
和名の「黒文字」は若枝の表面に顕れる黒い斑紋を文字に見立てたことに由来するという。90421.JPG

学名:Lindera umbellata
原産地:日本
花期:3〜4月
樹高:2〜5m
特徴:
@ 花は小さな花が10個ほど集まり、葉脇から散形花序を形成。雌雄異株であり、花弁は半透明で雄花は緑色がかり、雌花では黄色みが強いのが特徴。
A 果実は液果で秋に黒熟する。
B 葉は単葉で互生し、枝先に集中。葉身は長楕円形で、長さ5〜9cm。葉の表面は濃緑色で無毛、裏面はやや白っぽく、葉縁は全縁。
C 若枝には微毛があるが次第になくなり、緑色のつるっとした肌に黒い斑紋がでる。

【付録】
・クロモジ属は東南アジアなどの旧世界熱帯から温帯にかけて100種ほど、北米大陸に数種が分布。
・日本にもダンコウバイ、アブラチャン、ヤマコウバシ、シロモジなど数種が自生。
・この属は江戸時代に移入された中国原産のテンダイウヤクのように健医薬とされるほか香料や食用とされるものも多い。

ランキング参加中、ポチッと押してね↓
にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村

◎奥秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ峰(標高969m)に向かう白谷沢コースで登山口近くで見たクロモジ[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@山崎]
130720クロモジ樹皮@エコカフェ(棒ノ折山).JPG130720クロモジ@エコカフェ(棒ノ折山).JPG
 クロモジはシロブナウリハダカエデとともに名栗の植物とされているそうです。今回のコースではブナはほとんど目にすることがありませんでした。

 2013.7.22追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/28327882
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ