巨木の森と矮小植物を理解するために

⇒エコツアー 2008年11月19日 00:51

屋久島エコツアー番外編として「第25回草花教室」より少し紹介しよう!IMGP5520.JPG

屋久島の植生については、海岸部は亜熱帯性常緑広葉樹による海岸植生を示すが、開発のため自然林は少なく、山岳地の急斜面が直接海に迫る国割岳の西側斜面及び北側斜面やその他の海岸断崖部、河川の岸壁に自然林が残っている程度とされる。

樹齢800年から1000年以上の屋久杉は、南面で標高300から400m、東面で500m、北面で700mに出現し、ツガ、モミ、カヤ、イヌガヤなどと混成し、上限は標高1700から1800mのヤクザサ帯に及んでいる。
混成する広葉樹は、下部のヤマグルマ、イスノキ、タブ、ウラジロガシ、ツバキ、ユズリハなどの常緑樹と、上部のヒメシャラ、オオシマザクラ、コハウチワカエデ、シマウリカエデ、アカシデなどの落葉樹であって、何れの樹種も巨大化している(写真の中央下部の人が豆粒大だ)。

ところが、標高1500m以上の風衝帯では、散生し、すべて委縮木となっている。
屋久島の矮小植物については「屋久島山上の小型植物」と題する論文が1913年に牧野富太郎により発表されているが、それら矮小植物の出現する植生帯は必ずしも標高の高い山地とは限らない。
これはこの地域の地質要因のほか多雨であることなどの気象要因が考えられている。
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