唐桑半島からの新たな発信!

⇒寺子屋/学びツアー 2008年08月21日 18:15

雨脚も湾を巡る横風もひときは強まるなか午後の講義は続く。
前半を畠山先生、後半を白山先生。地元から今野さん、矢作さんが駆けつけてくれた。
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「森は海の恋人」運動は森の再生が牡蠣やホタテなど海の生き物を豊かにすることを見事に立証した。リアス式海岸は山がそのまま海に落ち込み、大川も45kmに過ぎない。ここにヒントがある。

北海道江差沖は磯焼けでニシンが消えた。海にはニシンが産卵するホソメコンブの森が消えていた。
鉄分はクロロフィルを生産するのに触媒として必要であることから、山の森から本来流れてくるフルボ酸が不足していることではないかと考えた。フルボ酸は海中の鉄分と反応してキレート構造のフルボ酸鉄を作り生物の体内に取り込まれる。
海に鉄のスラグをぶちこんだら冬にコンブの森が戻り、ニシンも戻った。お見事!

今地球温暖化問題への対応として、窒素が高くクロロフィルが低いNHLC海域(南氷洋、アラスカ海、ガラパゴス周辺、ハワイ周辺など)に鉄を撒き、海藻の森を再生しようとの考えがあるがナンセンスである。
海洋は2000年をかけ巡るがグローバルの物質循環は他の豊かな海域に悪影響を与えることになる。
部分で正しくとも総体で正しくない典型例である!!!
最終的には森里海、特に里で生活する人間の生き方の問題である。
これには自然科学、社会科学の統合が大事であり、エコカフェのような多様性の意義をベースにおくことが必要であろう。
自然は人が考えるほど単純ではないということのようだ!
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雨
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