ハクウンボク(白雲木)に誘われて

ビーグル号の航海日誌 2008年06月01日 18:48

080601nNE{N.JPG天気に恵まれた赤城自然園を散策した。
エコカフェの発起人であり法人会員の大御所らと一緒だ。
小径を歩いていると白い花弁が一面に散らばっていた。頭上を見上げると新枝の先に多数の白い小花が雲をつくり、柔らかな日差しのもとで大きな丸い透明な緑の葉のリズムに踊っていた。
蜜を求めてたくさんの虫たちが羽音を立て群がっていた。

「あさひふる はくうんぼくの花に来て 黒きすがるら しべを噛みあり」(宮沢賢治作)

ハクウンボクだ。
名前は白い花が密集して咲く様子を白雲に見たてたことに由来する。
エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木である。

学名:Styrax obassia 
別名:オオバジシャ
分布:北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国の丘陵地、山地に分布
花期:5〜6月
樹高:5〜15m
特徴:
@花は白い2cm程度の小花が20個程が新枝の先に15cm程の長さの総状花序(枝の主軸が長く伸び、柄のついた花が間隔を開けて着いているもの)を形成
A花冠が5裂、白い星状毛が密生し、開花は1週間程度で、安息香酸の香りがする。
B9月頃に結実し、翌年の開花時まで落花せず付いている姿が見かけられる。
目晴れ



◎奥多摩にある川苔山麓で見たハクウンボクの花[2010年6月19日撮影:川苔山@山崎]ハクウンボク@エコカフェ.JPGハクウンボク花@エコカフェ.JPG

 2012.4.6追記






◎しろがねの森で見た新緑鮮やかなハクウンボク[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]130505ハクウンボク@エコカフェ.JPG130505ハクウンボク樹皮とシャクトリムシ@エコカフェ.JPG

 樹肌に擬態したシャクトリムシがついています。

 2013.5.27追記



◎白神岳(標高1235m)へ向かうマテ山コースの途中で見たはハクウンボク[2007年10月12日撮影:白神山地エコツアー@阿部]071012ハクウンボク@エコカフェ(白神山地).jpg071012ハクウンボク看板@エコカフェ(白神山地) 103.jpg

 2013.7.12追記








◎赤城自然園内で見た痛々しいほどに虫に葉を食べられているハクウンボク[2013年7月27日撮影:親子自然ふれたい体験in赤城自然園@阿部]130727ハクウンボク@エコカフェ.JPG130727ハクウンボク葉@エコカフェ.JPG

 野鳥が増えている聞きましたがどうりです。餌となる虫も増えているのです。

 2013.7.28追記 


◎赤城自然園内でみた果実を実らせるハクウンボク[2011年9月11日撮影:赤城自然園視察@阿部]110911ハクウンボク果実1@エコカフェ.JPG110911ハクウンボク果実2@エコカフェ.JPG

 2013.8.1追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
緑化フェアも終わり、赤城自然園の森は夏に向け駆け足でしょう。
片場さんや園の皆さまの真剣なお世話に木々や草花が応えてくれていますね。
エコカフェでは赤城エコステーションとして子どもたちのプログラムを準備中です。
皆さまも楽しみにしていてください!!
Posted by 事務局 at 2008年06月15日 22:47
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