南佐渡片野尾八十八箇所霊場の今昔

ビーグル号の航海日誌 2015年07月20日 15:19

120804片野尾八十八箇所霊場案内図@エコカフェ.JPG海岸道路を車で走っていると、海岸にへばりつく様に広がっている片野尾集落につく。トキ最後のねぐらのあった地だ。海風が暑さを多少和らげてくれるが、真夏の佐渡は例外なく暑いことにはかわりがない。片野尾集落の山側の斜面地には「四国八十八箇所霊場」が点在しています。[2012年8月4日撮影:佐渡エコツアー@阿部]

江戸時代初期、四国八十八箇所を僧侶だけではなく民衆が巡礼することが広まった。中期になると、全国各地で四国を模して地域の真言宗寺院を巡礼すれば、四国に行かなくとも同様のご利益が得られるとする風習が生まれた。120804片野尾八十八箇所進路無理@エコカフェ.JPG佐渡島もその例外ではく島内88箇所の寺が列せられています。ここ片野尾だけは特別に集落内に八十八箇所が設けられているがなぜか。明治12年、妙快尼は本四国八十八箇所順拝を重ね、霊妙を奉戴し、故郷の片野尾に村人の協力を得て建立したのが始まりと伝えられる。妙快尼は越後小千谷照尊寺一心庵の師匠覚定尼の姉妹覚順尼が他界されたため地域で保存の努力をされているようです。残念ながら訪問した時は鬱蒼と植物が覆い尽くしとても分け入ることができませんでした。

また、農民歌舞伎である「片野尾歌舞伎」が残っており、昭和39年から後継者不足で上演はされていないが、保存会があって2年に1度、昨年は5月25日に公民館で定期公演が行われたそうです。時代の荒波は地方の小さな村には厳しさが容赦ないのが現実のようです。何を後世に起こすかは今の国民全体の避けてはいけない宿題だと思います。




人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/154602488
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ