スジイリオキナワギセル(筋入沖縄煙管)の防御は

ビーグル号の航海日誌 2015年07月08日 21:01

150627スジイリオキナワギセル@エコカフェ (2).JPG沖縄本島北部にある大石林山(標高240m)山麓の亜熱帯照葉樹林の森内では樹幹やソテツの葉に着生する数種の陸生貝類を観察することができます。石灰岩地の樹幹ではスジイリオキナワギセルが頻繁に確認できるでしょう。別名にフイリオキナワギセルともいう。[2015年6月27日撮影:沖縄本島中北部視察@阿部]

スジイリオキナワギセル(筋入沖縄煙管、学名:Phaedusa valida fasciata )は柄眼目キセルガイ科の陸産貝類。やんばる固有種。150627スジイリオキナワギセル@エコカフェ.jpg分布は沖縄本島北部に限り、スダジイ林内の樹幹に棲息。殻長は30oから40oほど、殻は左巻き、表面に黒色と白色の帯が入ります。老成の個体では殻の先端が削れて丸くなる傾向にあり、しばしば、苔が付着し緑色に変色して見えます。生活形態は樹上性、梅雨時には活発に行動します。天敵は外来種のヤンバルトサカヤスデだそうです。

沖縄本島南部や中部半島の石灰岩地には殻が単色であるオキナワギセルガイが棲息。南部の個体は白っぽく、中部半島の個体は茶色っぽいそうだ。森の深さと日照の関係で生息環境の明るさが規定され、天敵からの防御として保護色化したのだと推察されます。


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