やんばるの森の深い魅力は

ビーグル号の航海日誌 2015年07月04日 14:40

150627やんばるの森@エコカフェ.jpg沖縄本島北部国頭村に広がる「やんばるの森」はイタジイが優占する亜熱帯照葉樹林の深い森になっています。年間の平均気温は23℃超、真冬でも平均15℃以上。年間降水量は2600mm超、雨の比較的多いのは、3月から4月の「うりずん」、5月から6月の梅雨、晩夏から秋の台風の時期です。 [2015年6月27日撮影:沖縄本島国頭村@阿部]

イタジイはブナ科でこのブログでもよく登場するスダジイの別名です。「やんばるの森」では樹高20m、幹径1mにもなるイタジイの巨木が見られます。丸みのある大きな樹冠をつくり、春3月頃に黄緑色の新芽に萌えます。花蜜は多様な昆虫たちを育み、また昆虫は野鳥や小動物の餌となります。特に、ノグチゲラやヤンバルクイナ、オキナワトゲネズミ、ハナサキガエルなどのこの地に固有な貴重な生き物たちが棲息しています。また。古く大陸から隔離されたため、沖縄諸島や奄美諸島ではイボイモリなどの遺存固有種と呼ばれるものも知られます。

亜熱帯照葉樹林の森のその他の構成種としては、タブノキコバンモチカクレミノイスノキヒカゲヘゴ、林下には多様なシダ植物やクワズイモなどが知られます。一度、やんばるの深い森を探索したいと思います。


関連記事(琉球列島の生立ちと進化の系譜)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
三宅島ではスダジイよりタブノキのほうが多い。その違いはなぜでしょうね。
Posted by 事務局 at 2015年07月05日 10:15
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/148683840
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ