ウラシマソウ(浦島草)

ビーグル号の航海日誌 2008年05月05日 13:35

E.JPG赤城自然園で数株を確認した。
名前は花の姿が釣り糸(付属体)を垂れている浦島太郎に似ていることに由来。
サトイモ科 テンナンショウ属、雌雄異株の宿根性の多年草。
大きさで雄から雌に性転換をする。
日本の固有種で、山口などでは絶滅危惧種として保護対象である。
虫媒花でキノコバエが媒介するが、雌の仏炎苞に入ると二度と出られない。
キノコバエにとっては死を意味し、かくも現実は厳しい。
全草にサポニンを含む毒草(皮膚炎、嘔吐、腹痛)であるが漢方としても利用。
この仲間は、「仏炎苞」と呼ばれる苞葉が花を包み、花自体は外から見えない。
花は苞葉の内側の柄に筒状に付き、柄の先端は細長く伸びた付属体であり、仏炎苞の開口部に見える。

学名:Arisaema thunbergii subsp. urashima
別名:虎掌、ドラゴン・アラーム
分布:北海道(南部)、本州、四国、九州(佐賀県)の 暖帯域の低山地樹林・竹林下または林縁
花期:3月〜5月
草丈:30〜40cm
特徴:
@花は仏炎苞(濃紫色、緑紫色、緑色など)内部の肉穂花序に、小型の個体は雄花群(雄蘂)を、大型の個体は雌花群(雌蕊)を形成
A葉は通常1枚で、成株では11〜17枚の小葉を鳥足状につけ、種子・子球由来の小型個体では3枚〜5枚の小葉をつける。小葉は先が鋭く尖る狭卵形か長楕円形で通常暗緑色。秋には落葉
B実は茎先端にトウモロコシ状に多数つき、成熟すると朱赤色。鳥が採食散布目



◎江の島龍野ヶ岡自然の森で見たウラシマソウの仏炎苞[2008年4月26日撮影:第1回自然観察会@阿部]080426ウラシマソウ@エコカフェ(江ノ島) 068.jpg











◎赤城自然園コナラ林の林下で見たウラシマソウの仏炎花[2010年5月15日撮影:赤城自然園@山崎]100515ウラシマソウ群生@エコカフェ.JPGウラシマソウ@エコカフェ.JPG

 2012.4.22追記






◎「しろがねの森」ひょうたん池の近くで群生するウラシマソウ[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]130505ウラシマソウ@エコカフェ.JPG

 2013.6.2追記






◎伊豆半島城ヶ崎海岸の城ヶ崎ピクニカルコース脇の照葉樹林の林床で見たウラシマソウ[2013年6月8日撮影:城ヶ崎海岸@山崎]130608ウラシマソウ@エコカフェ.JPG

 可愛そうなくらいに葉が虫に食われています。

 2013.6.9追記
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