イッポンワラビ(一本蕨)は

ビーグル号の航海日誌 2015年05月21日 07:50

150418イッポンワラビ@エコカフェ.JPG東京大学附属小石川植物園の蕨植栽展示コーナーからイッポンワラビを紹介します。新緑に燃える姿は美しいです。別名にアカコゴミ、アブラコゴミともいう。[2015年4月18日撮影:小石川植物園@山崎]

イッポンワラビ(一本蕨、学名:Cornopteris crenulatoserrulata (Makino) Nakai.)はイワデンダ科シケチシダ属の夏緑性シダ商物。分布は北海道、本州中部以北に及び、山地の林下の湿った場所に自生。草丈は70pから110pほど、根茎は太く横に這い、葉柄は葉身とほぼ同じ長さで淡褐色の披針形の鱗片がつく。葉は柔らかい草質、葉身は三角状卵形か三角形、3回羽状深裂、羽片は下部数対が大きく、上方で急に狭まります。下部羽片の基部の小羽片は短縮。軸の下側に細毛が生えます。裂片は長楕円形で縁に鋸歯があって鈍頭。胞子嚢(ソーラス)は裂片縁近くにつき、円形か楕円形で包膜をもたない。

5月から6月頃、若芽は山菜として、てんぷら、油炒め、酢味噌和えなどにして食します。近縁種のハコネシケチシダは胞子嚢群が中肋寄りにつき、シケチシダは葉表にやや光沢があり胞子嚢群は長楕円形から線形です。なるほど。


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