ウメノキゴケ(梅の木木毛)は綺麗好き

ビーグル号の航海日誌 2015年02月24日 07:53

150201ウメノキゴケ@エコカフェ.JPG鎌倉散策。寺院巡りや境内の季節の花を愛でることは定番であろうが、地衣類の観察となると稀であろう。自然観察に親しんでいると、ついつい奇妙な住人にも目が向いてしまう。ここでは大気汚染指標とされるウメノキゴケを紹介しよう。荏柄天神社のウメの枝に取り付いていました。[2015年2月1日撮影:鎌倉@山崎]

ウメノキゴケ(梅の木木毛、学名:Parmotrema tinctorum (Nyl.) Hale)はウメノキゴケ科ウメノキゴケ属の葉状地衣。150201ウメノキゴケA@エコカフェ.JPG分布は本州、四国、九州、南西諸島、国外では朝鮮半島、中国、北アメリカに広く、平地や山地のウメやサクラ、スギなどの樹幹や小枝、岩上に着生。地衣の大きさは径5pから20pほど、地衣体は楕円形や不正形に広がり、裂片は幅5oから20oほどで先は丸頭。背面は灰白色から灰緑色、背面中央には顆粒状や円筒状の裂芽を生じ、腹面は中央部が黒色で偽根が散生し縁は淡黄色から淡赤褐色です。レカノラ型の子器が稀につき、髄層は白色、二次代謝物質はアトラノリン、レカノール酸を含むという。

近似のものにキウメノキゴケがあるが、地衣体の背面が淡黄緑色から黄緑色で表面に皺が寄り、粉芽はなく裂芽を生ずることで見かけることができるのだそうです。しかしながら他にも似ている近縁種が多いので注意深い観察が必要です。


関連記事(オオマツゲゴケ(大睫毛木毛)は腹が真っ黒)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/114196883
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ