トゲサルオガセ(棘猿尾枷)では

ビーグル号の航海日誌 2015年02月18日 07:52

140913トゲサルオガセ@エコカフェ.JPG入笠山(標高1955m)山中、大阿原湿原近くの林道脇ではナガサルオガセの衣をまとったカラマツ林の美しい姿を見ることができます。ここでは同じ山中でみたサルオガセの仲間であるトゲサルオガセを紹介します。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

トゲサルオガセ(棘猿尾枷、学名:Usnea aciculifera Vain.)はサルオガセ科サルオガセ属の樹状地衣。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では台湾、中国、ヒマラヤに及び、樹枝や岩上に着生。地衣体の長さは5pから10(20)pほどで輪状の割目は無く、微小な天状から針状の粉芽を生じます。主茎は基部のみで枝は二叉を繰り返し(D型分枝)、斜上ないし平伏します断面は円形、中心に軟骨状の中軸、中間に白色の綿毛のような随層、外側に皮層が覆いますレカノラ型の子器を生じます。二次代謝物質はウスニン酸、スチクチン酸を含みます。

日本で見られるトゲサルオガセの仲間は、先に紹介したナガサルオガセのほか、ヨコワサルオガセ、フルイサルオガセ、ヒゲサルオガセ、コフクレサルオガセ、ツブコナサルオガセ、ビホロサルオガセ、ハコネサルオガセ、アカサルオガセなど約40種を数えます。


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