「冬芽の観察」の仕方を学ぶ

⇒草花教室 2015年01月12日 01:34

150111サクラ鱗芽@エコカフェ.JPG1月11日(土)、国立科学博物館附属自然教育園において開催された「冬芽のかんさつ会」に少しだけ参加いたしました。草花教室での学びでの復習と位置付けて急きょ出向きました。[2014年1月11日撮影:自然教育園@山崎]

この時季、落葉樹の観察はしんどい。一般的には、樹肌、樹形、冬芽、落葉、落下種子などをたよりに漸くの事で名前に辿りつくことができる。今日はもっぱら「冬芽」からのアプローチだった。

150111冬芽の観察@エコカフェ.JPG裸芽:どちらかと言うと暖地に多い
ムラサキシキブ、クサキ、アカメガシワ、ニガキ、ヤマハゼ、アワブキ
鱗芽:鱗片で保護されていて寒さに耐えることができ、成長して一年枝と二年枝の間などに芽鱗痕が残る
コナラ、ヤマザクラ、コクサギ、ミズキ、ウワミズザクラ、イイギリ、ニシキギ、ホオノキ、ダンコウバイ、ヤマグワ、ゴンズイ、ムクロジ、タラノキ、コブシ、ガマズミ、ヌルデ、エゴノキ、トチノキ
葉芽と花芽を同時につけるもの:新葉展開と同時に花が咲く
クロモジ、マンサク
混芽(葉芽と花芽が一緒になっている)と葉芽をもつもの:新葉展開と同時に咲く
ニワトコ
主芽と副芽をもつもの:主芽が虫や鳥にやられたら副芽が葉の展開を代替する
ニワトコ(副芽1つ)、ハクウンボク(副芽2つ)、ジャケツイバラ(副芽は最大で8つ)

まあ植物の生きるための戦略とはよくできている。副芽を多く持つということは一見戦略に優れるが、それだけ無駄にエネルギーを費やすことでもあるのです。中には、トチノキの鱗芽のように粘性を有して虫から防御しているものや、コブシやモクレンの仲間のように鱗芽の先が磁気を感じ南方に傾斜するもの(磁石植物、コンパス植物)もあります。兎に角、奥が深く面白いですね。


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