ニッケイ(肉桂)は馴染みで

ビーグル号の航海日誌 2015年01月11日 23:01

150111ニッケイ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園で散策。園内に入ると門の近くにある樹肌が特徴的な常緑樹が存在感を示しています。ニッケイと表札があります。ニッケイ属にはニッケイの他にシナニッケイ、セイロンニッケイなどを別種扱いすることがあるようです。[2015年1月11日撮影:自然教育園@山崎]

ニッケイ(肉桂、学名:Cinnamomum sieboldii Meisn.)はクスノキ科ニッケイ属の常緑高木。分布は沖縄島、久米島、石垣島、徳之島、国外ではインドシナ半島などに広く、日当たりのよい暖地に自生。本州には享保年間に中国経由で(シナニッケイが)移入。150111ニッケイ樹幹@エコカフェ.JPG樹高は10mから15mほど、樹幹は直立しよく分枝、葉は互生し革質で光沢、葉身8pから15cmほどの長楕円形で全縁、葉先は尖ります。葉裏に伏毛が生え帯白色、三行脈は葉先付近まで伸びます。花期は5月から6月頃、新葉の展開とともに葉腋に集散花序をつけ、淡黄緑色の径約5mmの小花をたくさん咲かせます。花弁6枚、雄蕊6本。果実は長径約12mmの楕円形の液果、秋に黒褐色に熟します。似ているヤブニッケイは三行脈が途中で消失することで見分けるそうです。

有効成分は精油(ケイヒアルデヒドやオイゲノールなど)を含み、漢方では樹皮を「桂皮」、小枝を刻んだものを「桂枝」と呼び、風邪の初期症状の発汗、解熱、神経痛、健胃調整などに使います。また、主に近縁のセイロンニッケイ(シナモン)は、お菓子やカレーのスパイス、京菓子「八つ橋」やニッキ飴、シナモンティーなどにも用います。私たちに馴染みのある植物なのです。


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