高山植物の魅力(139)、アオチャセンシダ(青茶筌羊歯)

ビーグル号の航海日誌 2014年10月21日 08:28

110723アオチャセンシダ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内の崖地に着生するシダ植物。標高は低いものの、豪雪地帯でもあることから、チャセンシダの高山・亜高山型であるアオチャセンシダのようです。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部]

アオチャセンシダ(青茶筌羊歯、学名:Asplenium viride Huds./ Asplenium trichomanes-ramosum L.)はチャセンシダ科チャセンシダ属の夏緑性シダ植物。分布は北海道、本州、四国、国外では台湾、中国、インド、ネパール、ヨーロッパ、北アメリカに及び、亜高山帯から高山帯の林下や岩陰に着生。草丈は8pから15pほど、根茎は短く直立か斜上、黒色で狭三角形の鱗片がつく。葉は叢生、葉柄は緑色で下部では帯赤褐色か帯栗色、ほぼ無毛か僅かに暗褐色の狭い鱗片、中軸は緑色で上部では浅い溝ができ両側に狭い翼がつく。葉身6pから13pほどの線状披針形、単羽状浅・中裂、羽片は14対から20対。胞子嚢群(ソーラス)は中肋寄りに2個から8個、長さ1.5oほどの長楕円形、包膜は緑白色。無性芽は付かない。

近縁種のチャセンシダは中軸が紫褐色から黒褐色、イヌチャセンシダは中軸の両側と裏面にそれぞれ翼がつくという。チャセンシダの仲間も奥が深いのです。


関連記事(イワトラノオ(岩虎の尾)はしっとり)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/104789580
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ