ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)は若芽を山菜に

ビーグル号の航海日誌 2014年10月17日 20:19

140913ヤマドリゼンマイ@エコカフェ (3).JPG南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)山麓の広がる入笠湿原大阿原湿原ではヤマドリゼンマイが群落を形成しています。別名にヤマドリシダともいう。アメリカに分布する者を標準種、アジアのものを亜種や変種とすることもあるそうです。埼玉県、東京都、神奈川県など地域によっては絶滅危惧に指定されています。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

ヤマドリゼンマイ(山鳥薇、山鳥銭巻、学名:Osmunda cinnamomea L. (basionym) / Osmunda cinnamomea L. var. fokiensis Copel.)はゼンマイ科ヤマドリゼンマイ属の夏緑性シダ植物。140913ヤマドリゼンマイ葉柄@エコカフェ (2).JPG140913ヤマドリゼンマイ葉裏@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島以北、国外ではタイ、ベトナム、台湾、朝鮮半島、中国、アムール、北米東部、南米に及び、山地から亜高山帯の草地や湿原に自生。草丈は70pから100pほど、根茎は短く這うか斜上、葉は2形。栄養葉は放射状に束生、柔らかい紙質で黄緑色、葉身30pから80pほどの卵状披針形の単羽状複葉。羽片は無柄、20対以上、中裂から深裂で裂片は全縁で丸頭。若芽は赤褐色の綿毛に覆われ、山菜として食されます。胞子葉は赤褐色で短く、2回羽状複葉、5月頃に芽吹き、盛夏には枯れて消えます

近年の村上氏の研究成果によると、オニゼンマイとともにゼンマイ亜属とされていたヤマドリゼンマイは、ヤマドリゼンマイ属に1属1種として系統独立、オニゼンマイもオニゼンマイ亜属とされたそうです。


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