カワラマツバ(河原松葉)は圧倒され

ビーグル号の航海日誌 2014年10月06日 21:17

140913カワラマツバ@エコカフェ.JPG南アルプス北端に位置する前衝立山である入笠山(標高1955m)の北東山麓に佇む入笠湿原やその上部にある「花園」と呼ばれるお花畑。多様な湿生植物や山野草が見られるが、ヒメシダなどに隠れるようにカワラマツバの小さな個体がたくさん蹲っていました。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

カワラマツバ(河原松葉、学名:Galium verum L. var. asiaticum Nakai f. nikkoense (Nakai) Ohwi)はアカネ科ヤエムグラ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、ロシアに及び、山地の日当たりの良い草地や河原などに自生。草丈は50pから80pほど、茎は断面が円形で直立、白色の短い細毛が生え、上部で分枝。葉は車輪状に8枚から10枚ほどが対生、無柄、葉身2、3pほどの線形で全縁。実際は葉に見えるのが、葉は2本、他は托葉が変異したものです。花期は枝先に白い径2、3oの花が集合して咲きます。花冠は4裂し十字状に平開、雄蕊4本、子房は2つが合着様。花には特有の臭いがあるという。果実は1.5oほどの瓢箪形の分果で無毛、熟すと分裂します。

母種として花が黄色のキバナカワラマツバ、果実に毛があるエゾノカワラマツバとチョウセンカワラマツバが知られます。基本変種はヨーロッパからユーラシア大陸に分布。ヨーロッパでは、根を赤色染料、茎の搾り汁をチーズ製品の凝固に利用したという。地域が異なっても人びとの知恵が凝縮しているということです


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