トラノオシダ(虎の尾羊歯)は無性芽で

ビーグル号の航海日誌 2014年09月28日 13:35

140926トラノオシダ@エコカフェ.JPG日比谷公園など都心の公園の庭園石や街中道路沿いの石垣などでも見かけることができます。乾燥に強く、小さいですが存在感はあります。トラノオシダです。[2014年9月26日撮影:日比谷公園@山崎]

トラノオシダ(虎の尾羊歯、学名:Asplenium incisum Thunb.)はチャセンシダ科チャセンシダ属の常緑性シダ植物。分布は日本全土(沖縄では稀)、国外では台湾、朝鮮半島、中国、ロシアに及び、平地から山地の道端の岩隙などに着生。草丈は10pから30pほど、根茎は短く這い直立し叢生。葉柄基部の鱗片は暗褐色から黒色、140926トラノオシダ胞子のう群@エコカフェ.JPG葉柄や葉軸は緑色で裏面は帯紫褐色。葉柄の表や葉軸には浅い溝ができます。葉身は披針形の1、2回羽状複葉。羽片は有短柄で下部羽片は小さく耳形、中程では三角形で先に鋸歯。ソーラス(胞子嚢群)は中肋寄り、苞膜は全縁から波状です。胞子嚢が茶色に熟すと大きく開き目立ちます。

近縁種にはコバノヒノキシダ、イワトラノオ、トキワトラノオなどが知られます。この仲間は細部まで注意深く観察しないと同定ができません。


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◎会津若松東山温泉街の道路脇の石垣で見たトラノオシダ[2014年11月1日撮影:会津訪問@阿部]
141101トラノオシダ@エコカフェ.JPG141101トラノオシダ胞子のう群@エコカフェ.JPG
 2014.11.2追記
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