クサフジ(草藤)も懸命に

ビーグル号の航海日誌 2014年09月26日 00:25

140913クサフジ花@エコカフェ.JPG南アルプス北端の入笠山(標高1955m)の山麓にある「花園」と呼ばれるお花畑があります。多くのハイカーが訪れるようです。ヤナギランヤマハハコ、クガイソウ、キキョウ、クサレダマなどに交じって、クサフジも懸命に花をつけていました。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

クサフジ(草藤、学名:Vicia cracca L.)はマメ科ソラマメ属のつる性多年草。分布は北海道、本州、九州に及び、山地の草原の日当たりの良い場所に自生。草丈は80pから150pほど、茎葉角張り、細毛が生えます。葉は薄く、葉身1.5cmから3pほどの偶数羽状複葉、小葉は9対から対12枚、巻ひげがつく。托葉は小さく葉縁に2歯があったり、なかったり。花期は5月から9月頃、茎の上部にある葉腋から総状花序を伸ばし、淡紫色から青紫色の蝶形花を幾つか咲かせます。花の長さは11o前後、萼片には5歯、最下部の1歯は長い。果実は長さ2、3pほどの豆果、種子が5個入ります。

近縁種に本州東海地方以東の海岸に分布するヒロハクサフジ、北海道から九州の山地の尾林縁に分布し、小葉が2枚から5対のオオバクサフジ、本州の日本海側に分布するエビラフジなどが知られます。また、クサフジの仲間で春に花を咲かすものに花序の小さなカラスノエンドウ、スズメノエンドウ、イブキノエンドウなどが知られます。


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