シラネセンキュウ(白根川芎)も茎が屈曲を

ビーグル号の航海日誌 2014年09月25日 08:16

090921シラネセンキュウ@エコカフェ.JPG上高地を河童橋から徳沢、横尾へと梓川沿いに伸びる平坦な登山道を辿っていくと林縁で沢山の山野の植物を観察することができます。ミヤマセンキュウもそんなひとつです。別名にスズカゼリともいう。[2009年9月22日撮影:上高地@山崎]

シラネセンキュウ(白根川芎、学名:Angelica polymorpha Maxim.)はセリ科シシウド属の多年草。分布は本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国東北部に及び、山地の日陰や林縁、渓流沿いなどに自生。090921屏風岩@エコカフェ.JPG草丈は80pから150pほど、茎は細く中空で直立、上部で分枝。茎は節でオオバセンキュウのように屈曲。葉は互生し、葉柄下部の鞘は袋状、葉身20pから30pほどの三角状卵形で3、4回羽状複葉。小葉は薄く皮質、卵形で葉縁は不規則に浅裂から深裂、先は尖ります。葉裏は帯灰白色で無毛。花期は9月から11月頃、茎頂や枝先に複散形花序をつけ、白色の径約5oの小花を沢山咲かせます。花弁は5枚、広倒卵形。総苞片はほとんどなく、小総苞片は長く、多数つく。果実は広楕円形の分果、背隆条は脈状で広く薄い側翼がつきます。

近縁種でよく似たオオバセンキュウは葉縁が単鋸歯状であること、ミヤマセンキュウは茎の屈曲がなく小葉の間隔が狭いこと、などから区別ができるという。フィールドで同定するには比較作業ができないので実際は大変だと思います。


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◎軽井沢にあるセゾン現代美術館内の渓流近くの林縁でみたシラネセンキュウ[2014年9月27日撮影:軽井沢@山崎]
140927シラネセンキュウ@エコカフェ.JPG140927シラネセンキュウ花序@エコカフェ.JPG
 総苞片がなく、小総苞片が多数ある様子が見て取れます。

 2014.9.28追記140927シラネセンキュウ葉@エコカフェ.JPG140927シラネセンキュウの総苞片は@エコカフェ.JPG





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