高山植物の魅力(134)、ウメバチソウ(梅鉢草)

ビーグル号の航海日誌 2014年09月22日 21:01

140913ウメバチソウ@エコカフェ.JPG南アルプス北端に位置する前衝山である入笠山(標高1955m)の北東山麓に展開する小さな湿原。入笠湿原は地元の人たちによりよく保護保存の取組がなされている。この季節、湿原上部斜面地でウメバチソウの花を見ることができます。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

ウメバチソウ(梅鉢草、学名:Parnassia palustris L.)はニシキギ目ウメバチソウ科ウメバチソウ属の多年草。140913ウメバチソウ花@エコカフェ .JPG分布は北海道、本州、四国、九州、国外では台湾、東アジア北部、樺太など広く、高山帯から亜高山帯下部の日当たりの良い湿った草原に自生。草丈は10pから40pほど、根出葉は数枚で有柄、葉身2pから4pほどのハート形、花茎を伸ばし、茎を抱く茎葉1枚をつけます。花期は8月から10月頃、茎頂に径約2pの白い5弁花を1個咲かせます。雄蕊5本、一日1本が立ち上がり、花粉をだす。雄蕊の外側には仮雄蕊が多数つく。果実は刮ハ、熟すと下部が裂け重力散布します。

ウメバチソウ属は世界(北半球)に約50種、日本にはウメバチソウの高山型で仮雄蕊の細裂数が少ないコウメバチソウ、高山型で仮雄蕊が細裂せず腺体がないヒメウメバチソウ、山地型で花弁の辺縁が細裂するシラゲソウが知られます。


関連記事(高山植物の魅力(133)、ホソバトリカブト(細葉鳥兜))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎燧ヶ岳(標高2356m)の北山麓にある姫田代湿原の木道脇でみられたウメバチソウ[2013年9月8日撮影:桧枝岐歌舞伎視察@山崎]
130908ウメバチソウ@エコカフェ.JPG130908ウメバチソウ花@エコカフェ.JPG
 2014.10.18追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/103849922
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ