コバノヒノキシダ(小葉の檜羊歯)は逞しく

ビーグル号の航海日誌 2014年09月21日 20:00

131207コバノヒノキシダ@エコカフェ.JPG岩殿山(標高634m)の岩崖壁や岩場で観察した小さなシダ植物。調べたところオウレンシダかなとも思ったのですが、季節は冬ですから夏緑性シダではあり得ません。どうも常緑性のコバノヒノキシダでよいようです。[2013年12月7日撮影:第18回自然観察会@山崎]

コバノヒノキシダ(小葉の檜羊歯、学名:Asplenium sarelii Hook.)はチャセンシダ科チャセンシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州東北地方南部以南、四国、九州、沖縄、国外では台湾、朝鮮半島南部、中国、インドシナに及び、低地から山地の日当たりの良い岩上や石垣に着生。131207コバノヒノキシダ@@エコカフェ(岩殿山).JPG草丈は10pから30pほど、根茎は短く斜上し叢生。葉柄基部の鱗片は黒褐色の線状披針形。葉は紙質で濃緑色から灰緑色、葉身は広披針形から長楕円形の2回羽状複葉、下部羽片はやや短縮、最下羽片は長く卵形。裂片の基部は楔形、先に鋸歯がつく。中軸の溝の中央は盛り上がります。ソーラス(胞子嚢群)は線状楕円形、裂片の中間に1個つく。

近縁種でよく似ているものに葉が深緑色で厚く光沢があって最下羽片がほぼ正三角形のトキワトラノオ、トキワトラノオと交雑種のアイトキワトラノオ、中軸の溝の中央が盛り上がらず陰湿な場所に生えるイワトラノオ、小羽片と裂片の幅が狭く全体に鋭角で中軸の溝の中央が盛り上がらないアオガネシダ、ソーラスが裂片縁につくコウザキシダなどが知られます。手ごわいですぞ。


関連記事(イヌシダ(犬羊歯)は裂片が鋸歯状)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ



posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/103833477
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ