大阿原湿原は南東方山麓に

ビーグル号の航海日誌 2014年09月20日 12:19

140913大阿原湿原@エコカフェ (2).JPG入笠山(標高1955m)は南アルプスの北端に位置し、大阿原湿原はその南東山麓(1810m)12haを占めます。ここも入笠湿原と同じような生い立ちを辿っていると考えられます。この湿原に私たちが到着した3時頃には少しの風と静寂ばかりでした。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

大阿原湿原のほうが、規模が大きいのは、流れ込む水量と地形に理由があるのでしょう。140913大阿原湿原ガイド看板@エコカフェ.JPG140913テイ沢@エコカフェ.JPG湿原の出口はテイ沢と呼ばれ、小黒川の支流です。土砂流入もあるため、高層湿原の陸地化がずいぶんと進んでいるようです。シラカンバなどの拠水林もわずかですが認められます。ミズゴケモウセンゴケなどのマットも湿原内に造られた木道からはそれほど発達しているようには思えませんでした。ただし、テイ沢周辺など一帯はモスグリーンが支配していて美しい風景をつくっています。

小黒川は三峰川の支流で戸台川と合流し、黒川となり、美和湖の上流で三峰川に合流、伊那市孤島で天竜川に注ぎます。天竜川は伊那谷断層帯沿い南下していく。伊那谷盆地には河岸段丘や複数の活断層が確認できるそうです。


関連記事(日本最南の高層湿原は)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
大阿原湿原は長野県レッドリストによると、中間湿原に分類され、イワノガリヤス群落・ミズゴケ群落複合とされ希少性等が認められています。
Posted by オンブバッタ at 2014年10月08日 06:52
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/103780296
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ